日経平均は大幅に続落。
565.51円安の22709.02円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。
一時22671.32円まで下げ幅を広げる局面もみられており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。
2日の米国市場でNYダウは665ドル安と大きく下落し、25日線を一気に割り込んできている。
シカゴ日経225先物清算値は23000円を下回っており、これにサヤ寄せする格好となった。
いったんは下げ渋る局面もみられたが、円相場が1ドル110円を割り込んだほか、グローベックスのNYダウ先物が200ドル程度下げていることもあり、じりじりと下げ幅を広げている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1900を超えており、全面安商状に。
セクターでは33業種全てが下げており、鉱業、石油石炭、非鉄金属の下落率は4%を超えている。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)、ソフトバンクG<
9984>、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を押し下げている。
日経平均はオーバーシュート気味に下げ幅を広げており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。
これにより13週線を割り込んでおり、今後は同線が上値抵抗として意識されてくる可能性がある。
一方で日足形状では75日線を割り込んできており、ボリンジャーバンドでは-2σ水準まで下げており、売られ過ぎ感が意識されてくる。
一目均衡表では遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させたが、雲上限までの下げによって調整一巡感が意識されてきそうだ。
また、ホンダ (T:7267)、ソニー (T:6758)が堅調に推移しているなど、好決算銘柄への物色がみられており、地合いは悪くないだろう。
今週も1000社を超える決算発表が予定されており、日経平均の不安定な値動きを横目に、個別での日替わり物色が続きそうである。
(村瀬智一)
565.51円安の22709.02円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。
一時22671.32円まで下げ幅を広げる局面もみられており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。
2日の米国市場でNYダウは665ドル安と大きく下落し、25日線を一気に割り込んできている。
シカゴ日経225先物清算値は23000円を下回っており、これにサヤ寄せする格好となった。
いったんは下げ渋る局面もみられたが、円相場が1ドル110円を割り込んだほか、グローベックスのNYダウ先物が200ドル程度下げていることもあり、じりじりと下げ幅を広げている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1900を超えており、全面安商状に。
セクターでは33業種全てが下げており、鉱業、石油石炭、非鉄金属の下落率は4%を超えている。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)、ソフトバンクG<
9984>、東エレク (T:8035)、TDK (T:6762)が日経平均を押し下げている。
日経平均はオーバーシュート気味に下げ幅を広げており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。
これにより13週線を割り込んでおり、今後は同線が上値抵抗として意識されてくる可能性がある。
一方で日足形状では75日線を割り込んできており、ボリンジャーバンドでは-2σ水準まで下げており、売られ過ぎ感が意識されてくる。
一目均衡表では遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させたが、雲上限までの下げによって調整一巡感が意識されてきそうだ。
また、ホンダ (T:7267)、ソニー (T:6758)が堅調に推移しているなど、好決算銘柄への物色がみられており、地合いは悪くないだろう。
今週も1000社を超える決算発表が予定されており、日経平均の不安定な値動きを横目に、個別での日替わり物色が続きそうである。
(村瀬智一)