[18日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは18日、米航空機大手ボーイング (N:BA)のシニア無担保債務の格付けを「A2」から「A3」に、短期債務の格付けを「プライム1」から「プライム2」にそれぞれ引き下げた。最新鋭旅客機737MAXの生産停止によるブランド失墜の影響に長期的なリスクがあるとみている。
737MAXの運航停止が来年下半期も続く場合は、さらなる格下げもあり得るとした。
一方で、流動性と財務の柔軟性、航空機市場での優位な位置を理由に投資適格の水準は維持した。
フィッチは17日にボーイングの格付けを「A/F1」、見通しを「ネガティブ」で据え置いた。