[パリ 4日 ロイター] - IHSマークイットが4日に発表した2月のフランスのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で、前月の51.0から上昇、昨年10月以来4カ月ぶりの高水準を記録した。
速報値の52.6からは若干の下方修正となった。
PMIは50が好不況の分かれ目とされる。
サービス業が製造業の不振を補う形となった結果、サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は52.0と、前月の51.1から上昇した。速報値は51.9だった。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は、指数の上昇について、2019年第4・四半期にマイナス成長に陥った仏経済が、第1・四半期には再び成長軌道に戻ることへの期待を持たせるものだが「新型コロナウイルスの感染が欧州でも広がる中、回復は危うくなった。感染が一段と広がれば、製造業とサービス業の両方が打撃を受けることはほぼ確実だ」と語った。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200304T095211+0000