🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

米求人件数、3月は812.3万件と過去最高 雇用のミスマッチも

発行済 2021-05-12 01:37
更新済 2021-05-12 04:27
© Reuters. 3月の米雇用動態調査は、求人件数が前月比59万7000件増の812万3000件と、2000年12月の統計開始以来最高となった。写真は5月10日、カリフォルニア州で撮影(2

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日に発表した3月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が前月比59万7000件増の812万3000件と、2000年12月の統計開始以降で最高を記録した。ただ、採用件数は求人件数ほど伸びず、労働者不足が雇用拡大の妨げになっていることが示された。

市場予想は750万件だった。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ソフィア・コロペッキィ氏は「新型コロナウイルスの規制が解除される中、多くのビジネスが再開しているものの、コロナ前の正常な状態に戻ろうとする企業の熱意とは裏腹に、多くの労働者は職場復帰をちゅうちょしており、雇用のミスマッチが起きているようだ」と指摘した。

エコノミストらは、失業給付の延長が失効を迎えるにつれ、企業が賃金を引き上げ、ワクチン接種が一段と進展すれば雇用のミスマッチは解消されると予想。ただし、原材料不足が雇用を妨げる恐れもあるという。

求人件数の内訳は、宿泊・飲食サービスが18万5000件増加。州・地方政府の教育分野で15万5000件増加した。芸術・娯楽・レクリエーションは8万1000人増加。製造業、貿易、運輸、公益、金融でも増加したが、医療や社会支援では減少した。

地域別では北東部と中西部が増加した。

3月の求人件数1件に対する失業者の割合は1.2人。コロナ前は0.82人だった。

求人率は2月の5.0%から5.3%に上昇した。

© Reuters. 3月の米雇用動態調査は、求人件数が前月比59万7000件増の812万3000件と、2000年12月の統計開始以来最高となった。写真は5月10日、カリフォルニア州で撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

採用件数は600万件と前月の580万件から増加。州・地方政府の教育分野が増加したほか、教育サービス、鉱業、木材でも増加した。採用率は4.2%と2月の4.0%から上昇した。

レイオフ件数は150万件と前月の170万件から減少し過去最低となった。レイオフ率は1.0%と2月の1.2%から低下した。

自発的な離職件数は2月の340万件から350万件に増加。自発的な離職率は2.4%と変わらずだった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます