⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

ドイツ、最近のインフレ率上昇は一時的=経済省

発行済 2021-08-13 19:03
更新済 2021-08-13 19:09

[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツ経済省は13日、月報を発表し、最近のインフレ率の上昇は一時的との認識を示した。インフレ高進は特殊な要因によるもので、こうした要因は来年早々にも弱まるとした。

ドイツの7月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比3.1%上昇と、2008年8月(3.3%上昇)以来、約13年ぶりの高水準となった。これを受けて、統一サービス産業労働組合(Verdi)は「大幅な賃上げ」を要求した。

経済省は月報で「インフレ率の持続的な上昇は、現在の観点からは予想されない」と指摘。「現時点では、永続的な高インフレにつながるような、賃金と物価の連鎖的上昇の兆候は見られない」と説明した。

同省は、インフレ率上昇の主な要因について、新型コロナウイルス禍を受けて2020年下半期に行われた付加価値税(VAT)の一時的な税率引き下げに伴うベース効果を挙げた。その上で、こうした効果がなくなれば、インフレ率は大幅に鈍化するとの見通しを示した。

同省はまた、サービス業が新型コロナ感染予防のための行動制限の緩和の恩恵を受ける一方、製造業はサプライチェーンの目詰まりに苦慮するなど、業界によって回復速度に差が出ているとしつつ「経済全体の前向きな動きは続いており、景気回復を後押ししている」と強調した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます