[ワシントン 16日 ロイター] - 労働省が16日発表した1月の輸入物価は前月比2.0%上昇した。エネルギー製品価格の上昇やサプライチェーンの混乱を受け、2011年4月以来約11年ぶりの大幅な伸びを記録した。高インフレが当面続く可能性を示している。
市場予想は1.3%上昇だった。
前年同月比は10.8%上昇。昨年12月は前月比0.4%下落、前年同月比10.2%上昇だった。
1月は燃料価格が9.3%の大幅上昇を記録。12月は8.3%下落していた。石油価格は9.5%上昇、食品価格も3.6%上昇した。
燃料と食品を除くコア輸入物価は1.1%上昇。12月は0.6%上昇していた。1月の前年同月比は6.2%上昇だった。
輸出物価は2.9%上昇。12月は1.6%下落だった。農産物が3.0%上昇。非農産物は2.9%上昇した。
前年同月比は15.1%上昇。12月の前年同月比は14.8%上昇だった。