[5日 ロイター] - ロシアの安全保障会議副議長を務めるメドベージェフ前大統領は4日、西側諸国によるロシア外交官への国外退去命令に相応の措置で対応する考えを示した。
ドイツは4日、ベルリンのロシア大使館に勤務する「相当数」の職員を「好ましからざる人物」に指定。フランス外務省もロシア公館職員の国外退去を決定したと発表しており、外交筋によると35人が対象となる。
メドベージェフ氏は対話アプリ「テレグラム」への投稿で「(ロシアの対応は)釣り合いの取れた措置になる。二国間関係に打撃になるだろう」と述べた。
また「こうした動きが続けば、西側大使館の扉を閉めることが適切になる」とし、「最後には互いに銃の照準器を通して相手を見るしかなくなるだろう」と述べた。