[8日 ロイター] - ロシア連邦統計局(ロススタット)が8日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、前月比で7.61%上昇し、1999年1月以来最大の上昇幅を記録した。西側諸国による対ロシア制裁措置と通貨ルーブルの急落を受けた。
ルーブルはこのところ値を戻してはいるものの、先月には史上最安値を更新した。これを受けて過去数週間、ロシアのインフレ上昇は加速している。
3月は特に、砂糖(前月比44%上昇)やタマネギ(同50%上昇)などの上昇が目立った。
前年比では16.69%上昇。2月は9.15%上昇だった。アナリスト予想の16.9%上昇は小幅に下回った。