[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米財務省が15日発表した2月の対米証券投資統計によると、国債への海外からの純流入額は753億ドルで、4カ月連続で増加した。
海外の個人投資家は919億ドルの国債を購入、海外の公的機関は162億ドルを売却した。過去12カ月のうち10カ月で外国勢は国債を買い入れ超としている。
全体の対米証券投資は1626億ドルの純流入、1月は2874億ドルの入超だった。国外民間勢の純流入額は1984億ドル、国外公的機関は358億ドルの流出超。
外国人の米国債保有額は1月の7兆6610億ドルから7兆7140億ドルに増加。日本は30億ドル超増加し1兆3060億ドルで、い引き続き米国外で最大の保有国。
2位の中国は1月の1兆0600億ドルから1兆0540億ドルに減少した。