[東京 20日 ロイター] - 日銀は20日午後、連続指し値オペを実施すると発表した。期間は4月21─26日。連続指し値オペは3月29─31日に続き2回目。買い入れ対象は10年債(364、365、366回債)で、買い入れ金額は無制限。買い入れ利回りは、364、365、366回債のうち最も利回りの高い銘柄の買い入れ利回りが0.25%になるよう買い入れを行う。
また、通常の国債買い入れオペについて、市場の動向等を踏まえつつ必要に応じ、4月26日のオファー額の増額や連続指し値オペの実施期間を追加することがあるとしている。
26日は、対象3─5年(前回のオファー額4750億円)、5─10年(同5000億円)・25年超(500億円)の国債買い入れオペが予定されている。
日銀金融市場局は、連続指し値オペを通告したことについて「このところの長期金利の動きなどを踏まえ、引き続き、10年物国債金利の操作目標をゼロ%程度とする金融市場調節方針をしっかり実現するよう公表した」との見解を示した。
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