[15日 ロイター] - スリランカのコホナ駐中国大使は、最大40億ドルの支援取りつけを目指して中国と協議していることを明らかにした。「ある時点で」合意できるとの見通しを示した。ブルームバーグ・ニュースが15日伝えた。
コホナ氏はブルームバーグのインタビューで、今年期限を迎える10億ドルの対中債務を返済するために、同額の融資を求めていると述べた。
また中国製品の輸入代金を支払うための15億ドルのクレジットライン(融資枠)と、15億ドルのスワップの発動を求めているという。
「われわれの要請は不合理なものではないため、中国側がある時点で同意すると確信している」と指摘。「他の債権者にも同様の要請をしている。スリランカは金融システムの安定のために資金を必要としている」と語った。