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仏、来年のガス・電気代上昇率を15%までに 消費者保護で=首相

発行済 2022-09-15 12:33
更新済 2022-09-15 12:36
© Reuters.  フランスのボルヌ首相(写真)は14日、来年の家計向け電気とガスの値上げ幅の上限を15%に設定すると発表した。パリで代表撮影(2022年 ロイター)

© Reuters.  フランスのボルヌ首相(写真)は14日、来年の家計向け電気とガスの値上げ幅の上限を15%に設定すると発表した。パリで代表撮影(2022年 ロイター)

[パリ 14日 ロイター] - フランスのボルヌ首相は14日、来年の家計向け電気とガスの値上げ幅の上限を15%に設定すると発表した。欧州で数十年来最悪のエネルギー危機の中、消費者の痛みを軽減するためとした。

これにより、160億ユーロ(160億ドル)の拠出が発生するが、家計支出が2倍以上に膨れ上がる事態は回避できるという。一方、最貧困層の1200万世帯に最大200ユーロの小切手を発行する給付金を継続するとした。

首相は新たな価格上限について、ガスには1月から、電力には2月から適用されると説明。記者会見で「われわれは現在直面している危機に対し初期同様に行動し、適応し、フランスの人々と経済を保護する決意だ」と述べた。

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