10日の香港市場は値下り。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比301.88ポイント(1.12%)安の26687.64ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が245.29ポイント(1.77%)安の13616.67ポイントと、そろって続落した。
売買代金は1441億3100万香港ドル(9日は1668億9800万香港ドル)。
引けにかけて売りが加速する展開。
指数は一進一退しながらも前日の終値近辺で推移していたが、終盤に入り急速に値を下げた。
内外環境の不透明感が重し。
外部的には、米金利上昇やギリシャ債務問題、内部的には、弱い物価統計を背景とした景気鈍化などに対する不安感がくすぶっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭大手の中国神華能源(1088/HK)が3.9%安、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が3.4%安、全国展開型デベロッパーの中国海外発展(688/HK)が2.8%安と下げが目立った。
中国神華能源に関しては、同業の中国中煤能源(1898/HK)と合併するとの観測で前日に急伸していたが、両社が観測をそろって否定したため、本日は失望売りが出ている。
中国中煤能源も4.4%急落した。
鉄道インフラ関連株も安い。
鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が4.0%、同業の中国中鉄(390/HK)が3.6%、鉄道車両メーカーの中国中車(CRRC:1766/HK)が5.1%ずつ値を下げている。
中国中車(旧中国南車)は8日、中国北車(旧6199/HK)を吸収合併した後に売買を再開して以降、2営業日の累計で17%下落した。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比301.88ポイント(1.12%)安の26687.64ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が245.29ポイント(1.77%)安の13616.67ポイントと、そろって続落した。
売買代金は1441億3100万香港ドル(9日は1668億9800万香港ドル)。
引けにかけて売りが加速する展開。
指数は一進一退しながらも前日の終値近辺で推移していたが、終盤に入り急速に値を下げた。
内外環境の不透明感が重し。
外部的には、米金利上昇やギリシャ債務問題、内部的には、弱い物価統計を背景とした景気鈍化などに対する不安感がくすぶっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭大手の中国神華能源(1088/HK)が3.9%安、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が3.4%安、全国展開型デベロッパーの中国海外発展(688/HK)が2.8%安と下げが目立った。
中国神華能源に関しては、同業の中国中煤能源(1898/HK)と合併するとの観測で前日に急伸していたが、両社が観測をそろって否定したため、本日は失望売りが出ている。
中国中煤能源も4.4%急落した。
鉄道インフラ関連株も安い。
鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が4.0%、同業の中国中鉄(390/HK)が3.6%、鉄道車両メーカーの中国中車(CRRC:1766/HK)が5.1%ずつ値を下げている。
中国中車(旧中国南車)は8日、中国北車(旧6199/HK)を吸収合併した後に売買を再開して以降、2営業日の累計で17%下落した。
【亜州IR】