Shinichi Uchida
[東京 6日 ロイター] - 資源エネルギー庁が6日発表したレギュラーガソリンの全国平均価格(9月4日時点、1リットル当たり)は、前週比0.9円高い186.5円となり、2週連続で過去最高(1990年以降)を更新した。16週連続の値上がり。原油高と円安のほか、補助金の段階的な縮小が影響した。
日本政府はガソリンなどの新たな価格激変緩和措置を7日から発動する。流通の混乱を招かないよう段階的に進め、レギュラーガソリンの全国平均価格を10月中に175円程度まで抑制する。9月末までとしていた電気・都市ガス料金の激変緩和措置も継続する。
経済産業省は7日から支給する補助金について、1リットル当たり17.4円にすると発表した。