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【市場反応】米Q1GDP速報値2年ぶり低水準も良好な雇用指標が相殺、ドルもみ合い

発行済 2016-04-28 22:12
更新済 2016-04-28 22:33
【市場反応】米Q1GDP速報値2年ぶり低水準も良好な雇用指標が相殺、ドルもみ合い
 外為市場では米国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったものの良好な新規失業保険申請件数の減少と相殺されドルはもみ合った。
ドル・円は108円08銭から108円40銭へ上昇。
ユーロ・ドルは1.1340ドルで下げ止まった。
 米商務省が発表した1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+0.5%と、市場予想の+0.7%を下回りマイナス成長となった2014年1−3月期以降ほぼ2年ぶりの低成長となった。
個人消費速報値は前期比年率+1.9%と1年ぶりの低い伸びとなったものの、市場予想+1.7%を上回った。
 同時刻に米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比9000件増の25.7万件となった。
ただ、変動の少ない4週平均は1973年来で最低。
市場予想25.9万件は下回った。
継続受給者数は213.0万人と、2000年来の低水準となった。
【経済指標】 ・米・1-3月期GDP速報値:前期比年率+0.5%(予想:+0.7%、10-12月期:+1.4%) ・米・1-3月期個人消費速報値:前期比年率+1.9%(予想:+1.7%、10-12月期:+2.4%) ・米・先週分新規失業保険申請件数:25.7万件(予想:25.9万件、前回:24.8万件←24.7万件) ・米・失業保険継続受給者数:213.0万人(予想:213.6万人、前回:213.5万人←213.7万人)

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