(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5312.17(+121.49)
前営業日終値 5190.68(‐ 55.05)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5776.61(+150.66)
前営業日終値 5625.95(‐ 59.66)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3775.74(+95.59)
前営業日終値 3680.15(‐41.30)
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<ロンドン株式市場> 反発。ドバイの債務問題をめぐる不安が後退するなか銀行・商
品(コモディティ)株に買いが入った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は121.49ポイント(2.34%)高の
5312.17。1日の上昇率としては7月15日以来、4カ月半ぶりの大きさ。
ドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールド[DBLD.UL]は前日、事業再編着手を発表。
これを受けて投資家の懸念が和らいだ。
日銀の新型オペ導入決定や米経済指標を好感し、米株が堅調となったことも市場心理の
改善につながった。
CMCマーケッツの市場アナリスト、ジェームズ・ヒューズ氏は「市場が反発したこと
でドバイ関連のニュースは減ってくる公算が大きそうだ。ただ、さらなるサプライズが残
っている可能性があり警戒感は続くだろう」と述べた。
中国の底堅い製造業データを背景に金属価格が上昇したことを受け、鉱山株が連れ高と
なった。アングロ・アメリカン
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
ENRCは、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが同社を先進・新興欧州1リスト
に追加したことにも支援された。
銀行株では、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
ロイズ・バンキング・グループ
を105ペンスから65ペンスに引き下げた。
原油先物
個別銘柄では不動産のハマーソン
ーバーウエート」でカバーを再開した。同業のブリティッシュ・ランド
・セキュリティーズ・グループ
ロ
<欧州株式市場> 反発し4カ月半ぶりの大幅上昇となった。ドバイの債務返済延期を
めぐる懸念が後退する中、堅調な米経済指標を受けて市場心理が一段と改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は25.76ポイント(2.61%)
高の1011.06。上昇率は7月15日以来の大きさとなった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は74.50ポイント(2.66%)高
の2871.75。
このところドバイへのエクスポージャーをめぐる懸念で圧迫されていた銀行株がこの日
は好調だった。サンタンデール
資金調達をめぐる懸念で前週下落していたギリシャの銀行に買いが入った。ギリシャ・
ナショナル銀行
ドバイの政府系持ち株会社、ドバイ・ワールドは30日、不動産会社ナヒールを含む
子会社の再編を計画していると発表した。子会社が抱える債務は260億ドル程度とした
ことから、債務問題は対処可能との見方が広がった。
ドル安に支援され北海ブレント原油先物
トタル
が1年2カ月ぶりの高値に上昇し、金現物相場
る中、鉱山株が買い優勢となった。
BHPビリトン
リオ・ティント
が3.3―7.5%値上がりした。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
4.4%高。
ビベンディ
について、米ゼネラル・エレクトリック(GE)
[東京 2日 ロイター]