ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

トレードワークス Research Memo(8):現在の配当水準をベースに配当性向20~25%目安で継続的な配当を実施

発行済 2022-03-30 16:08
更新済 2022-03-30 16:16
© Reuters.
3997
-
■株主還元策

トレードワークス (T:3997)は株主への利益還元について、従来は財務基盤の強化を最優先に、将来の事業展開に向けた投資と内部留保のバランスを図りながら実施していくことを基本方針とし、1株当たり5.0円の安定配当を継続してきた。
しかし、内部留保が充実してきたことや収益が成長ステージに入ってきたことから、2021年12月期は前期比10.0円増配の15.0円とした。
また、中期経営計画期間の株主還元方針として、現在の配当水準をベースに配当性向で20~25%を目安にすることとした。
2022年12月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの15.0円(配当性向34.4%)を予定している。
今後、配当性向が20%を下回る水準となれば増配が期待できることになる。
また、配当金での還元に加えて、自己株式の取得等についても必要に応じて検討していくことにしている。



■情報セキュリティ対策

同社は業務上、顧客企業の機密情報等を扱っており、これら重要情報に関してはシステムを含め適切なセキュリティ管理を行っている。
また、その運用ノウハウについては、セキュリティ診断サービスとして他の事業会社にもサービス提供している。
なお、2021年4月に発生した顧客先での同社システムの不正アクセス事案については、不正アクセス検知後、迅速な対処を実施したこともあり、データの外部流出を示唆する痕跡はなく、また、データベースに保管された個人情報が持ち出された可能性も極めて低いとの第三者セキュリティ機関からの調査報告を受けている。
情報セキュリティインシデントが発生した際の体制については機能していたものと評価されるが、同社では再発防止策として第三者セキュリティ機関との協力体制の下、システムサービス全般にわたるセキュリティ強化策の策定、定期的な外部監査の実施体制構築を図るなど、情報セキュリティ対策をさらに強化していく方針を示している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます