[ワシントン 20日 ロイター] - 米国務省は20日、同国の領事館員がロシアで拘束されている女子バスケットボール米国代表のブリトニー・グライナー選手(31)に19日に面会したことを明らかにした。
昨年の東京五輪で金メダル獲得に貢献したグライナー選手は、ニューヨークからモスクワの空港に到着した際に「大麻オイルと液体」が含まれるカートリッジを所有していたとして、2月から拘束が続いている。
米国務省のネッド・プライス報道官は、電話での状況説明で「5月19日に領事館員がグライナー選手を訪問したことを確認した」とコメント。「繰り返しになるが、私たちのメッセージは明確かつシンプルだ。ロシアに対し、拘束されている全ての米国市民と領事館員との適時に、一貫した面会を許可するよう引き続き要求していく。一回限りの面会では十分ではない」と続けた。