株式会社ウェブトラベルは、フィスコ仮想通貨取引所を経由してビットコイン決済を開始した。
(T:3807)フィスコグループである株式会社イー・旅ネット・ドット・コムは、100%子会社であるウェブトラベルを通じて、旅行に関するB2C向けビジネスを展開している。
ウェブトラベルは、インターネット上で年間2万人以上の顧客から依頼を受けた「こだわり旅行」の要望に対して、430名以上の登録旅行コンサルタント「トラベルコンシェルジュ」が、最適な旅行プランを提案し、オーダーメイド旅行を提供する旅行特化型のクラウドソーシング事業を運営している。
一方、フィスコ仮想通貨取引所は、ビットコイン取引所の運営を手掛けている。
また、仮想通貨建てファイナンス、金融派生商品の開発・運用を手掛けるほか、将来的には仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンを利用したさまざまなサービスを提供するなど、仮想通貨に関するあらゆるサービスをワンストップで提供する、仮想通貨のハブとなることを目指している。
その一環として、フィスコ仮想通貨取引所では、リアル店舗/EC店舗での仮想通貨決済機能を提供すべく、ECサイト構築・ネット通販総合支援の「Eストアー」、飲食事業、及び、食を中心に生まれるHospitalityの提案・提供事業を行っている「きちり」、ネットで旅行プラン「e-旅ネット」、実業之日本社などの各社と、ビットコイン決済に関する業務提携や連携を図っている。
フィスコ仮想通貨取引所とイー旅ネットの両社は、ECサイトにおけるビットコイン決済分野において業務提携しており、ウェブトラベルでのビットコイン決済開始は、その具体的成果の第一歩で、平均単価60万円と高額商品を取り扱うウェブトラベルにおけるすべての旅行代金に対する決済が対象となる。
仮想通貨経済圏の発展・拡大を目指すフィスコ仮想通貨取引所にとって、最終消費者から受け取ったビットコインを本取引所に流通させることで、本取引所の流動性をさらに増加させることが期待できる。
今後についても、ビットコイン決済に関する提携企業の拡大を通じて、仮想通貨の使用領域の拡大、流動性の向上を図っていく。
また、フィスコグループでは、B2C分野だけでなく、今後、B2B分野におけるヘッジ手段や投資機会を提供し、仮想通貨における財とサービスを飛躍的に増加させることで、仮想通貨経済圏の拡大に注力するとともに、仮想通貨分野における収益化を図っていく。
なお、今回のビットコイン決済の運用設計は、グループ会社の株式会社カイカ (T:2315)が担当した。
カイカでは今回の運用設計を始めとした、仮想通貨に関わるあらゆる分野のインテグレーターとして、ソリューションサービスの提供等を推進している。
【ニュース提供・エムトレ】