■NY株式:ダウは55ドル安、原油価格下落でエネルギー関連銘柄に売り
NYダウ ナスダック
終値 :17702.22 終値 :5067.02
前日比:-55.99 前日比:-16.22
始値 :17769.50 始値 :5098.13
高値 :17807.18 高値 :5111.19
安値 :17696.91 安値 :5066.68
11日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は55.99ドル安の17702.22、ナスダックは16.22ポイント安の5067.02で取引を終了した。
本日はベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場となっており、株式相場も終日閑散取引となった。
欧州株がほぼ全面高になった流れを受けて買いが先行したものの、軟調な原油相場が嫌気され、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。
セクター別では、公益事業や商業・専門サービスが上昇する一方でエネルギーや食品・生活必需品小売が下落した。
小売のメーシーズ(M)は通期の売上高見通しを引き下げ、大幅下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は本日より新製品iPad Proの販売を開始したが、軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国の「独身の日(11月11日)」セールでの取引額が過去最高を記録したが、株価は下落した。
一方で、検索大手のアルファベット(GOOGL)はプライバシー関連訴訟で大部分が勝訴となり、上昇。
著名投資家のビル・アックマン氏は、同氏が運用する投資ファンドが主要株主となる製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)を批判した投資会社バークシャー・ハサウェイのチャールズ・マンガー副会長に反論したが、株価は下落が続いている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は122円86銭、ECBのQE拡大観測でユーロ軟調 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円17銭から122円82銭へ下落し、122円86銭で引けた。
米国債券市場がベテランズデーで休場だったが、株安を嫌気したリスク回避の動きが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0706ドルから1.0754ドルまで上昇後、1.0740ドルで引けた。
エストニア中銀のハンソン総裁が米ウォールストリートジャーナル紙とのインタビューで、「欧州中央銀行(ECB)は現状で中銀預金金利引き下げの必要はない」との見解を示したため、ユーロの買い戻しが一時加速。
その後、関係筋の話として、「ECBは量的緩和(QE)の拡大で地方債の購入も検討している」とのメディア報道を受けて、QE拡大観測を受けたユーロ売りが再燃した。
ユーロ・円は、132円22銭まで上昇後、131円66銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5174ドルから1.5221ドルへ上昇。
ドル・スイスは、1.0072フランから1.0030フランへ下落した。
■NY原油:反落で42.93ドル、米原油在庫の増加を受けて売り先行 NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:42.93↓1.28)。
44.11ドルから42.62ドルまで下落した。
前日の通常取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、原油在庫が先週630万バレル増加し、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も247万バレル増加したことを受けて、原油の売りが先行した。
その後も、12日に発表が予定される米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)への警戒感から、売りが継続したもよう。
EIA週報は、11日がベテランズデー休日のため、12日の発表になった(日本時間13日午前1時)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.75ドル -0.100ドル(-0.56%) モルガン・スタンレー(MS) 35.01ドル -0.230ドル(-0.65%) ゴールドマン・サックス(GS)197.34ドル -0.470ドル(-0.24%) インテル(INTC) 32.86ドル -0.350ドル(-1.05%) アップル(AAPL) 116.11ドル -0.660ドル(-0.57%) グーグル(GOOG) 735.40ドル +7.080ドル(+0.97%) フェイスブック(FB) 109.01ドル +1.100ドル(+1.02%) キャタピラー(CAT) 71.91ドル -0.520ドル(-0.72%) アルコア(AA) 8.08ドル -0.270ドル(-3.23%) ウォルマート(WMT) 57.58ドル -1.100ドル(-1.87%) スプリント(S) 4.01ドル -0.075ドル(-1.84%)
ダウ平均は55.99ドル安の17702.22、ナスダックは16.22ポイント安の5067.02で取引を終了した。
本日はベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場となっており、株式相場も終日閑散取引となった。
欧州株がほぼ全面高になった流れを受けて買いが先行したものの、軟調な原油相場が嫌気され、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。
セクター別では、公益事業や商業・専門サービスが上昇する一方でエネルギーや食品・生活必需品小売が下落した。
小売のメーシーズ(M)は通期の売上高見通しを引き下げ、大幅下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は本日より新製品iPad Proの販売を開始したが、軟調推移。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国の「独身の日(11月11日)」セールでの取引額が過去最高を記録したが、株価は下落した。
一方で、検索大手のアルファベット(GOOGL)はプライバシー関連訴訟で大部分が勝訴となり、上昇。
著名投資家のビル・アックマン氏は、同氏が運用する投資ファンドが主要株主となる製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)を批判した投資会社バークシャー・ハサウェイのチャールズ・マンガー副会長に反論したが、株価は下落が続いている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は122円86銭、ECBのQE拡大観測でユーロ軟調 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円17銭から122円82銭へ下落し、122円86銭で引けた。
米国債券市場がベテランズデーで休場だったが、株安を嫌気したリスク回避の動きが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0706ドルから1.0754ドルまで上昇後、1.0740ドルで引けた。
エストニア中銀のハンソン総裁が米ウォールストリートジャーナル紙とのインタビューで、「欧州中央銀行(ECB)は現状で中銀預金金利引き下げの必要はない」との見解を示したため、ユーロの買い戻しが一時加速。
その後、関係筋の話として、「ECBは量的緩和(QE)の拡大で地方債の購入も検討している」とのメディア報道を受けて、QE拡大観測を受けたユーロ売りが再燃した。
ユーロ・円は、132円22銭まで上昇後、131円66銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5174ドルから1.5221ドルへ上昇。
ドル・スイスは、1.0072フランから1.0030フランへ下落した。
■NY原油:反落で42.93ドル、米原油在庫の増加を受けて売り先行 NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:42.93↓1.28)。
44.11ドルから42.62ドルまで下落した。
前日の通常取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、原油在庫が先週630万バレル増加し、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も247万バレル増加したことを受けて、原油の売りが先行した。
その後も、12日に発表が予定される米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)への警戒感から、売りが継続したもよう。
EIA週報は、11日がベテランズデー休日のため、12日の発表になった(日本時間13日午前1時)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.75ドル -0.100ドル(-0.56%) モルガン・スタンレー(MS) 35.01ドル -0.230ドル(-0.65%) ゴールドマン・サックス(GS)197.34ドル -0.470ドル(-0.24%) インテル(INTC) 32.86ドル -0.350ドル(-1.05%) アップル(AAPL) 116.11ドル -0.660ドル(-0.57%) グーグル(GOOG) 735.40ドル +7.080ドル(+0.97%) フェイスブック(FB) 109.01ドル +1.100ドル(+1.02%) キャタピラー(CAT) 71.91ドル -0.520ドル(-0.72%) アルコア(AA) 8.08ドル -0.270ドル(-3.23%) ウォルマート(WMT) 57.58ドル -1.100ドル(-1.87%) スプリント(S) 4.01ドル -0.075ドル(-1.84%)