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ヒマラヤ Research Memo(2):関東以西の中小規模商圏で店舗展開、スポーツ用品の売上規模は業界トップクラス

発行済 2017-05-16 15:31
更新済 2017-05-16 15:33
ヒマラヤ Research Memo(2):関東以西の中小規模商圏で店舗展開、スポーツ用品の売上規模は業界トップクラス
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■会社概要

1. 会社の特色
ヒマラヤ (T:7514)は岐阜県に本社を置くスポーツ用品の小売チェーン店で、売上高は業界トップクラス。
出店エリアは関東以西の中小規模商圏(人口10~15万人)をターゲットとしており、ドミナント戦略による地域シェアNo.1を目指している。
店舗の大きさは300~600坪を目安としており、特に岡山県、山口県、長崎県などでは県内販売シェアが20%以上と高シェアを占めている。
ヒマラヤの店舗数は2017年2月末時点で112店舗。


また、2011年7月に子会社化したB&Dは、首都圏における主要駅前で100~200坪の小型店舗を展開している。
学校のクラブ活動などで使用するスポーツ用品の品揃えが豊富で店員の専門知識も高いことから、学生の中で高いブランド力を有している。
店舗数は2017年2月末時点で31店舗となっている。


2. 商品別売上高構成比
2017年8月期第2四半期累計の商品別売上高構成比を見ると、一般スポーツ用品 (テニス、野球、サッカー、ランニング等の関連用品) が64.8%を占め、次いでゴルフ関連用品が15.8%、スキー・スノーボード用品が10.1%、アウトドア用品が9.3%となっている。
このうち、季節商材であるスキー・スノーボード用品については、通年で見ると構成比は6%前後となっている。
ここ数年の傾向では、キャンプや登山等のアウトドアレジャーが人気化しているほか、アウトドアウェアのタウンユースでの需要拡大によりアウトドア用品の構成比の上昇トレンドが続いている。


また、 相対的に収益性の高いPB(プライベートブランド)商品の売上高構成比については、2017年8月期第2四半期で約12%(単独ベース)となっている。
PB商品は、野球やサッカーの練習用衣服や練習用ボール、その他すべての品種における消耗品など多岐にわたる分野で企画開発されており、製造に関しては中国等で委託生産し、商社を通じて輸入している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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