■過去の業績推移
2010年3期以降の業績が開示されているが、馬場社長が就任し組織的経営に移行した2011年3期以降、成長ペースが加速。
2015年3月期まで5期連続して増収を記録、その間における売上高の年平均成長率は19.0%に達する。
一方、2010年3期から2015年3月期までの経常利益の年平均成長率も90.5%と高い伸びを記録している。
なお、2014年3月期に大幅減益を余儀なくされたのは、下期(2013年10月~2014年3月)に将来の成長のために営業人員の強化を行ったことに加えて、元社員(元システム担当者)による個人情報流出※に絡んでシステム要員を増員したことによるコスト増が収益圧迫要因として働いたためだ。
そのマイナス影響が一巡した2015年3月期は、売上高が前期比14.2%増の831百万円、営業利益が同212.6%増の173百万円と、増収、増益トレンドへ復帰している。
※2012年3月、4月にMRT {{|0:}}の特定の役職員に対する着信メールに不法に作成者不明の個人メールアドレスに自動転送するプログラムが仕掛けられていたことが、同年9月に発覚し、警察に捜査を依頼。
その後の社内調査で、個人情報流出の可能性があることが判明。
元従業員が逮捕された事件。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
2010年3期以降の業績が開示されているが、馬場社長が就任し組織的経営に移行した2011年3期以降、成長ペースが加速。
2015年3月期まで5期連続して増収を記録、その間における売上高の年平均成長率は19.0%に達する。
一方、2010年3期から2015年3月期までの経常利益の年平均成長率も90.5%と高い伸びを記録している。
なお、2014年3月期に大幅減益を余儀なくされたのは、下期(2013年10月~2014年3月)に将来の成長のために営業人員の強化を行ったことに加えて、元社員(元システム担当者)による個人情報流出※に絡んでシステム要員を増員したことによるコスト増が収益圧迫要因として働いたためだ。
そのマイナス影響が一巡した2015年3月期は、売上高が前期比14.2%増の831百万円、営業利益が同212.6%増の173百万円と、増収、増益トレンドへ復帰している。
※2012年3月、4月にMRT {{|0:}}の特定の役職員に対する着信メールに不法に作成者不明の個人メールアドレスに自動転送するプログラムが仕掛けられていたことが、同年9月に発覚し、警察に捜査を依頼。
その後の社内調査で、個人情報流出の可能性があることが判明。
元従業員が逮捕された事件。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )