[ジャカルタ 4日 ロイター] - インドネシアのスリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は4日、米連邦準備理事会(FRB)の緊急利下げを受け、経済見通しが良い国には投資資金が再び流入するとの見方を示した。
同相は記者団に「(米利下げにより)金利面の外的圧力が弱まった。したがって、資本保有家はわが国のような国に機会があると考える可能性がある。わが国は比較的良い状況にあるからだ」と語った。
インドネシア金融市場は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大への懸念を受けた前週のトリプル安から回復。ウイルス関連の追加支援策への期待も支援し、通貨ルピアが0435GMT(日本時間午後1時35分)時点で0.9%高となっているほか、株 (JKSE)は2%近く上昇、10年債利回り (ID10YT=RR)は16ベーシスポイント(bp)低下し6.685%で取引されている。
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