[コロンボ 5日 ロイター] - スリランカのウィクラマシンハ大統領は5日、国内債とソブリン債の再編を検討していると述べた。
政府は現在、財務・法律顧問にラザードとクリフォード・チャンスを起用し、債券120億ドルを含む対外債務の再編計画を詰めている。
ウィクラマシンハ氏は会見で、国内債務の再編は大きな影響をもたらすとした上で「財務顧問が(対外債務と国内債務の)両方について検討している」と述べた。
中銀総裁は7月7日、国内債務の再編については検討しない方針を示していた。
経済危機に陥っているスリランカは今月、30億ドルの支援を求めて国際通貨基金(IMF)との交渉を再開する予定。