🥇 投資の第一ルールとは?いつが割安か知ること! 最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーまでに特別セールを請求する

米金利先物市場、来週の0.75%利上げ観測強まる CPI受け

発行済 2022-09-13 23:09
更新済 2022-09-14 04:18
© Reuters. 13日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど鈍化しなかったことを受け、金利先物市場では来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で3回目の0.75%ポイン

[13日 ロイター] - 13日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど鈍化しなかったことを受け、金利先物市場では来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で3回目の0.75%ポイントの利上げが実施されるとの観測が強まった。1%ポイント利上げの確率も20%程度織り込まれた。

8月のCPIは前年同月比8.3%上昇と、伸びは7月の8.5%から縮小したものの、家賃や食品、ヘルスケア関連の価格の上昇を背景に、市場予想の8.1%は上回った。[nL4N30K2OW]

CPIを受け、フェデラルファンド(FF)金利が織り込む0.75%ポイント利上げの確率は81%、1%ポイント利上げの確率は19%となった。

ラザード・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、ロン・テンプル氏は「上昇する住居費の制御がインフレ抑制の要となる」とし、「米連邦準備理事会(FRB)にはまだかなりの仕事が残されている」と述べた。

来週20━21日の会合で0.75%ポイントの利上げが実施されれば、FF金利は3─3.25%のレンジに達し、大半のFRB当局者が成長を鈍化させ失業率を悪化させるとみなす水準を超える。

利上げ観測の高まりに伴い、年末時点のFF金利は4─4.25%のレンジに達するという見方が織り込まれた。

© Reuters. 13日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど鈍化しなかったことを受け、金利先物市場では来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で3回目の0.75%ポイントの利上げが実施されるとの観測が強まった。2019年3月撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

パイパー・サンドラーのエコノミスト、ロベルト・ペルリ氏は「CPIは予想よりも悪い内容だった。FRBがタカ派姿勢を維持する決意を固めたことは確かだ」と指摘。FRBが利上げの一時停止を検討するには、インフレの緩和が数カ月継続する必要があり、「現時点でその状況には程遠い」と述べた。

ノムラのアナリストは、FRBが20─21日のFOMCで1.00%ポイントの利上げを決定する可能性が高いとの見通しを示した。

ゴールドマン・サックスのエコノミストは、レストランや医療など賃金に敏感なセクターで特に強いインフレが示されたと指摘。今年の利上げ見通しを引き上げ、FRBが来週0.75%ポイント、11月および12月にそれぞれ0.50%ポイントずつの利上げを決定すると見込んだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます