[3日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は3日、ロシアとの戦いで滞っている米国の軍事援助を巡り、代替案は検討していないとし、米議会の承認を得られるという確信を示した。
CNNのインタビューで「プランBはない。プランAに自信がある」と表明。
「ウクライナは与えられた資源で戦う。ウクライナに与えられるのは慈善ではない。北大西洋条約機構(NATO)を守り、米国民の繁栄を守るための投資だ」と語った。
また、ロシアが戦争に勝利すれば、他の指導者も追随したくなるとし、地域の安全を確保し、そうした指導者らを抑止することは米国にとってさらに高い代償を伴うと述べた。
米政権は610億ドルのウクライナ追加支援を議会に要請したが、野党共和党がメキシコとの国境における移民規制厳格化と関連付ける必要があると主張し、協議が難航している。