[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、世界のヘッジファンド業界の資産残高が第1・四半期に1900億ドル増加し、過去最高の4兆3000億ドルに達した。増加は6四半期連続となる。
ヘッジファンドの成績を示すHFRI総合指数は第1・四半期に4.52%上昇し、ヘッジファンドの資産を押し上げた。
株式とイベントドリブン戦略のヘッジファンドを中心に資金が流入し、第1・四半期に166億ドルの新規資金が流入した。
HFRは、ポートフォリオマネジャーが前例のない地政学リスクとマクロ経済の不確実性といった環境を運用に利用したと説明した。