*08:00JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援
■NY株式:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は134.21ドル高の40,003.59ドル、ナスダックは12.35ポイント安の16,685.97で取引を終了した。
ソフトランディング期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。
ペースは遅いながら、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方が根強く、さらに、中国が不動産市場の支援に向け大規模な財政措置を発表したことなどが住宅セクターを支え、ダウは終日底堅く推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、終値で史上最高値の4万ドル台に到達した。
一方、ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり軟調でまちまちで終了。
セクター別では、エネルギーが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
ソーシャル・ネットワークプラットフォームを提供するレディット(RDDT)はAI(人工知能)開発会社のオープンAIとの提携発表が好感され、上昇。
株式・暗号資産取引アプリのロビンフッドマーケッツ(HOOD)はミーム株取引のブーム再燃で今まで同社に対し弱気だったアナリストが同社の投資判断を2段階引き上げ、上昇した。
航空会社のユナイテッド(UAL)やレスランを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)もアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇。
ゲーム販売のゲームストップ(GME)は、第1四半期暫定決算の減収や株式売却計画を発表し、下落。
ミーム株として取引きされている映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)も連れて売られた。
投資家の心理的恐怖心を示すVIX指数は11.91まで下落し年初来で最低となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ECBや英中銀の積極的な利下げ観測後退で欧州通貨高
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円75銭から155円25銭まで下落し、155円68銭で引けた。
米4月景気先行指数の予想外の悪化で景気減速を警戒したドル売りや対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレ動向次第で利上げを支持する考えを再表明したためドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.0840ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し1.0870ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「6月利下げは適切だが、その後については慎重なアプローチをとるべき」と、6月以降の各会合での連続利下げに注意を促したため、ユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は、168円83銭から169円33銭まで上昇。
株高でリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2651ドルから1.2712ドルまで上昇。
英中銀が利下げ開始を8月まで待つとの観測が浮上しポンドの買戻しが優勢となった。
ドル・スイスは0.9094フランから0.9067フランまで下落した。
■NY原油:続伸、節目の80ドルを上回る
NYMEX原油6月限終値:80.06 ↑0.83
17日のNY原油先物6月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.05%)の80.06ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは79.00ドル-80.14ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて79.00ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて節目の80ドルを突破。
需給ひっ迫の可能性は残されており、ポジション調整に絡んだ買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引で80.14ドルまで値上りしている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.29ドル +0.07ドル(+0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 100.22ドル +0.64ドル(+0.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)467.72ドル +3.20ドル(+0.68%)
インテル(INTC) 31.83ドル -0.20ドル(-0.62%)
アップル(AAPL) 189.87ドル +0.03ドル(+0.01%)
アルファベット(GOOG) 177.29ドル +1.86ドル(+1.06%)
メタ(META) 471.91ドル -1.32ドル(-0.27%)
キャタピラー(CAT) 356.27ドル +5.55ドル(+1.58%)
アルコア(AA) 41.22ドル +1.07ドル(+2.66%)
ウォルマート(WMT) 64.65ドル +0.64ドル(+0.99%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は134.21ドル高の40,003.59ドル、ナスダックは12.35ポイント安の16,685.97で取引を終了した。
ソフトランディング期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。
ペースは遅いながら、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方が根強く、さらに、中国が不動産市場の支援に向け大規模な財政措置を発表したことなどが住宅セクターを支え、ダウは終日底堅く推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、終値で史上最高値の4万ドル台に到達した。
一方、ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり軟調でまちまちで終了。
セクター別では、エネルギーが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
ソーシャル・ネットワークプラットフォームを提供するレディット(RDDT)はAI(人工知能)開発会社のオープンAIとの提携発表が好感され、上昇。
株式・暗号資産取引アプリのロビンフッドマーケッツ(HOOD)はミーム株取引のブーム再燃で今まで同社に対し弱気だったアナリストが同社の投資判断を2段階引き上げ、上昇した。
航空会社のユナイテッド(UAL)やレスランを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)もアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇。
ゲーム販売のゲームストップ(GME)は、第1四半期暫定決算の減収や株式売却計画を発表し、下落。
ミーム株として取引きされている映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)も連れて売られた。
投資家の心理的恐怖心を示すVIX指数は11.91まで下落し年初来で最低となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ECBや英中銀の積極的な利下げ観測後退で欧州通貨高
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円75銭から155円25銭まで下落し、155円68銭で引けた。
米4月景気先行指数の予想外の悪化で景気減速を警戒したドル売りや対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレ動向次第で利上げを支持する考えを再表明したためドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.0840ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し1.0870ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「6月利下げは適切だが、その後については慎重なアプローチをとるべき」と、6月以降の各会合での連続利下げに注意を促したため、ユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は、168円83銭から169円33銭まで上昇。
株高でリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2651ドルから1.2712ドルまで上昇。
英中銀が利下げ開始を8月まで待つとの観測が浮上しポンドの買戻しが優勢となった。
ドル・スイスは0.9094フランから0.9067フランまで下落した。
■NY原油:続伸、節目の80ドルを上回る
NYMEX原油6月限終値:80.06 ↑0.83
17日のNY原油先物6月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.05%)の80.06ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは79.00ドル-80.14ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて79.00ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて節目の80ドルを突破。
需給ひっ迫の可能性は残されており、ポジション調整に絡んだ買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引で80.14ドルまで値上りしている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.29ドル +0.07ドル(+0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 100.22ドル +0.64ドル(+0.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)467.72ドル +3.20ドル(+0.68%)
インテル(INTC) 31.83ドル -0.20ドル(-0.62%)
アップル(AAPL) 189.87ドル +0.03ドル(+0.01%)
アルファベット(GOOG) 177.29ドル +1.86ドル(+1.06%)
メタ(META) 471.91ドル -1.32ドル(-0.27%)
キャタピラー(CAT) 356.27ドル +5.55ドル(+1.58%)
アルコア(AA) 41.22ドル +1.07ドル(+2.66%)
ウォルマート(WMT) 64.65ドル +0.64ドル(+0.99%)