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今週の【JASDAQ市場】1月10~13日『日経平均の下げ幅が想定以上に広がり、全般的に売り優勢へ』

発行済 2017-01-15 15:15
更新済 2017-01-15 15:33
今週の【JASDAQ市場】1月10~13日『日経平均の下げ幅が想定以上に広がり、全般的に売り優勢へ』
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【円高デメリット乏しく資金シフトが継続】10日(火)

■概況■2808.51、+16.13
10日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexが続伸、JASDAQ-TOP20は続落となった。
値上がり数は410、値下がり数は217、変わらずは96。
JASDAQ平均は高寄り後も上値追い、日経平均の伸び悩みでいったん上げ幅を縮小したものの、引けにかけては再度上昇する展開に。
円高デメリットが小さいことで、主力大型株からの資金シフトが継続する格好になっている。
依然としてテーマ物色の動きが活発化していることも支援材料。



◆注目銘柄◆
アイレックス (T:6944)が5G関連として連日の急騰。
日本一S (T:3851)はHPに「謎の公式サイト」公開で思惑が高まったもよう。
アルトナー (T:2163)は連日の急伸。
3Dマトリクス (T:7777)は第2四半期決算説明会の内容受けて期待感が高まる。
レイ (T:4317)、BBタワー (T:3776)なども急伸。
半面、ネクストジェン (T:3842)は急反落で、アストマックス (T:7162)、ユビテック (T:6662)、ネクストウェア (T:4814)、セグエ (T:3968)などは大幅続落。
日本サード (T:2488)、メイコー (T:6787)などもさえない。
JASDAQ-TOP20では、セリア (T:2782)、ユビキタス (T:3858)などがしっかり。
一方、メイコーのほか、クルーズ (T:2138)がさえない。



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【一部では利食い優勢も幅広い銘柄に買いが優勢】11日(水)

■概況■2810.47、+1.96
11日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続伸、J-Stock Indexが反落、JASDAQ-TOP20は続落となった。
値上がり数は337、値下がり数は281、変わらずは99。
JASDAQ平均は高寄り後の上値は重かったが、その後も堅調推移が継続、軟化したマザーズ指数との比較では底堅い動きであった。
足元堅調であった中小型株からは資金流出の動きも見られたが、日経平均が想定以上に堅調推移であったことで、幅広い銘柄に買いが優勢となった。



◆注目銘柄◆
テクノホライゾ (T:6629)が急伸、先進運転支援システム開発を効率化する装置発売と伝わったことが材料視される。
AKIBA (T:6840)はHPCテック子会社化などを引き続き期待材料視。
ベルグアース (T:1383)はタイ財閥大手との提携でストップ高に。
石垣食品 (T:2901)やユークス (T:4334)、ミナトHD (T:6862)なども賑わう。
半面、アイレックス (T:6944)、アルトナー (T:2163)などは過熱感から急反落。
レイ (T:4317)、BBタワー (T:3776)、日本一ソフト (T:3851)なども反落。
ニューテック (T:6734)は9-11月期決算をマイナス視。
アイフリーク (T:3845)も安い。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック (T:6324)、ベクター (T:2656)などが堅調。
一方、田中化研 (T:4080)が安い。



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【日経平均の下げ幅が想定以上に広がり、全般的に売り優勢へ】12日(木)

■概況■2799.59、-10.88
12日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は続落となった。
値上がり数は185、値下がり数は446、変わらずは81。
JASDAQ平均は小安くスタート後は売りが優勢、一旦持ち直したものの、後場に入って再度下げ幅を広げる動きに。
中小型株への資金シフト期待はあったものの、日経平均の下げ幅が想定以上に広がったことで、全般的に売りが優勢となった。



◆注目銘柄◆
ベルグアース (T:1383)がタイ財閥大手との提携を手掛かりに連日の急伸。
ANAP (T:3189)は前日発表の第1四半期決算が好感される。
国際チャート (T:3956)は新元号関連の一角として関心が向かったもようで、AKIBA (T:6840)は引き続きHPCテック子会社化を材料視。
テリロジー (T:3356)、テクノセブン (T:6852)、オーケー食品 (T:2905)、アイフリーク (T:3845)など低位株の一角も人気化。
半面、前日に急騰のテクノホライゾ (T:6629)は急反落。
ドーン (T:2303)は第2四半期の大幅減益決算がマイナス視され、ピクセルCZ (T:2743)は一部のサイト記事などが思惑視されて下落。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック (T:6324)、フェローテック (T:6890)などが堅調。
一方、ザイン (T:6769)、ユビキタス (T:3858)がさえない


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【日経平均一段高で後場に入り切り返す】13日(金)

■概況■2803.30、+3.71
13日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反発となった。
値上がり数は348、値下がり数は271、変わらずは90。
JASDAQ平均は安寄り後に下げ渋り、後場に入ってプラス圏に浮上する動きとなる。
週末要因も重なって利食い売りが先行したものの、日経平均が後場に一段高となるなかで、徐々に買い安心感も強まる展開となる。
直近上昇銘柄には利食い売りが集まる一方、低位株の一角には活発な値幅取りの動きが強まった。



◆注目銘柄◆
業績上方修正のアイケイ (T:2722)、大幅増益決算や株式分割発表のスーパーV (T:3094)、東工大との共同出願による特許取得の山王 (T:3441)などがストップ高。
AKIBA (T:6840)は大幅続伸で、テクノホライゾ (T:6629)は反発。
SJI (T:2315)、フィスコ (T:3807)などのフィンテック関連も買われる。
半面、ANAP (T:3189)、国際チャート (T:3956)、テリロジー (T:3356)などは反落。
白鳩 (T:3192)は決算内容が嫌気される。
JASDAQ-TOP20では、セリア (T:2782)、ザイン (T:6769)などが強い動き。
一方、マクドナルド (T:2702)、ベクター (T:2656)がさえない。



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