週明け20日の香港市場は、利食い売り圧力はあるものの、中国の政策期待で下値の固い展開か。
外部環境は安定している。
先週末の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.02%高の20624.05ドルと小幅ながら7日続伸し、史上最高値を7日連続で更新。
週末からの3連休を前に弱含む場面が目立っていたものの、トランプ米政権が近く打ち出す減税策などに対する思惑が根強く、引けにかけて買いが優勢となった。
大型M&Aの報道が相次いだことも、相場の活性化期待につながっている。
中国国内の環境もそれほど悪くない。
先週17日の本土市場では、主要指標の上海総合指数が0.9%安と反落したが、売買代金は高水準で推移しているため、相場の先高観は残っている。
中国の重要な政治イベントである「両会」(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の開幕まで残り2週間ほどとなるなか、各種政策に対する期待感も高まる状況だ。
こうした内外環境の下、本日の香港市場は全体としてしっかりとした展開か。
指数は今月に入ってからの上昇ピッチが速かったため、利食い売り圧力が依然として意識されるものの、中国の政策期待や米株の上昇などが相場を支えよう。
米10年債利回りの低下を受け、香港金利の下落が見込まれることもプラス要因だ。
【亜州IR】
外部環境は安定している。
先週末の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.02%高の20624.05ドルと小幅ながら7日続伸し、史上最高値を7日連続で更新。
週末からの3連休を前に弱含む場面が目立っていたものの、トランプ米政権が近く打ち出す減税策などに対する思惑が根強く、引けにかけて買いが優勢となった。
大型M&Aの報道が相次いだことも、相場の活性化期待につながっている。
中国国内の環境もそれほど悪くない。
先週17日の本土市場では、主要指標の上海総合指数が0.9%安と反落したが、売買代金は高水準で推移しているため、相場の先高観は残っている。
中国の重要な政治イベントである「両会」(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の開幕まで残り2週間ほどとなるなか、各種政策に対する期待感も高まる状況だ。
こうした内外環境の下、本日の香港市場は全体としてしっかりとした展開か。
指数は今月に入ってからの上昇ピッチが速かったため、利食い売り圧力が依然として意識されるものの、中国の政策期待や米株の上昇などが相場を支えよう。
米10年債利回りの低下を受け、香港金利の下落が見込まれることもプラス要因だ。
【亜州IR】