ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

アーバネット Research Memo(8):18/6期の業績は一旦後退するものの、依然として高い水準を維持する見込み

発行済 2017-09-26 15:38
更新済 2017-09-26 16:00
アーバネット Research Memo(8):18/6期の業績は一旦後退するものの、依然として高い水準を維持する見込み
3242
-
■業績見通し

1. 2018年6月期の業績予想
2018年6月期の業績予想についてアーバネットコーポレーション (T:3242)は、売上高を前期比10.1%減の16,000百万円、営業利益を同38.0%減の1,500百万円、経常利益を同42.1%減の1,250百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同42.0%減の850百万円と減収減益を見込んでいる。


減収予想となっているのは、投資用マンション等※の販売戸数を11棟536戸(前期比51戸減)、買取再販物件を2戸(前期比3戸減)と前期を下回る水準を想定していることが理由である。


※分譲マンション1棟(50戸)の販売を含む


また、利益面でも、減収による利益の押し下げに加えて、前期の利益率を高める要因となっていた1棟一括直接販売がなくなることにより売上総利益率は18.4%(前期は21.5%)に低下(常態化)する見通しである。
また、販管費も中途及び新卒採用による人員増に伴い前期比50百万円弱の増加を見込んでおり、これらの結果、営業利益率は9.4%(前期は13.6%)に低下し、前期比では大幅な減益となる想定である。


もっとも、業績は一旦後退する予想とはなっているものの、販売戸数自体は高い水準を維持(過去3番目の水準)する想定であり、1棟一括直接販売がなくなることによる影響を除けば、依然として好調な業績が継続するものと評価しても良いだろう。
弊社では、計画の前提となっている販売戸数が既にほぼ契約済であることから会社予想の達成は可能であるとみている。
むしろ、買取再販や仲介手数料のほか、比較的短期間で開発できるアパート販売など、期初予想に入っていない取引の積み上げにより上振れとなる可能性にも注意する必要がある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます