ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

29日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で反発、上海50A株指数は1.6%上昇

発行済 2018-03-29 16:56
更新済 2018-03-29 17:00
29日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で反発、上海50A株指数は1.6%上昇
29日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比38.24ポイント(1.22%)高の3160.53ポイントと反発した。
上海A株指数も上昇し、40.10ポイント(1.23%)高の3309.98ポイントで取引を終えている。


国内金利の低下が追い風。
今月に入り低下傾向にあった上海銀行間取引金利(SHIBOR)の3カ月物はこの日、前日の4.61%台から4.52%台へと一気に下げた。
昨年11月以来の低い水準で推移している。
企業業績の好調も改めて意識された。
中国財政部は28日、国有企業・国有持株会社(金融関連は含まず)の2018年1~2月利益総額が前年同期比25.3%増の3672億9000万人民元(約50兆円)に達したと発表。
伸び率は17年通年の23.5%から加速したと報告した。
朝鮮半島情勢の緩和期待が強まったこともプラス。
韓国と北朝鮮は29日、南北首脳会談を4月27日に開くと決めた。


大型優良株が相場をけん引。
上海50A株指数(上海市場の代表的な50銘柄で構成される)は1.6%上昇し、主要指標の上海総合指数を上昇率でアウトパフォームしている。
個別では、中国南方航空(600029/SH)が4.1%高、中国石油化工(600028/SH)が3.0%高、中国農業銀行(601288/SH)が2.6%高と上げが目立っている。


不動産株も高い。
保利地産(600048/SH)が5.2%、緑地控股(600606/SH)が3.2%ずつ上昇した。
物件販売の鈍化懸念が薄れている。
現地ブローカーは、「1~2月の不動産販売は大都市圏で鈍化したものの、地方都市では伸びている。
今後も拡大余地がある」と指摘した。
また、今後の不動産販売は、大手業者に集約する可能性があるとの分析も示している。
鉄鋼やセメントの素材株も急伸。
宝山鋼鉄(600019/SH)が3.5%高、安徽海螺セメント(600585/SH)が4.1%高で引けた。


外貨建てB株の相場も値上がり。
上海B株指数が2.24ポイント(0.70%)高の324.77ポイント、深センB株指数が10.20ポイント(0.90%)高の1142.85ポイントで終了した。


【亜州IR】


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます