インドの野党であるインド国民会議(INC)が「巨大ビットコイン詐欺」に関する調査を要求していると5日付けのザ・ヒンドゥーが明らかにした。この詐欺には、モディ首相が率いるインド人民党(BJP)の幹部が関与しているとされている。
INCのシャクティシン・ゴーリ氏は、BJPの幹部が共謀して資金洗浄をするため「多層に渡った」詐欺行為を働いたと指摘。ビットコインを資金洗浄の「隠蔽」に使ったとされる。その額は、約7億2300万ドルに上るという。INCは、インドの最高裁判所に対して正式な調査の立ち上げを監視するように求めたという。