[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;21316.33;+166.53TOPIX;1602.29;+12.73
[後場の投資戦略]
前場の日経平均は朝方の安値から300円以上上昇する場面があった。
21000円水準での底堅さが意識されたほか、業績下方修正のファナック (T:6954)が悪材料出尽くし感から買い戻し優勢となったことも投資家心理や需給面でプラスだったと言えるだろう。
また、市場では月末を控えた国内機関投資家によるリバランス(資産再配分)の買い観測も聞かれた。
外部環境に目を向けると、為替相場が1ドル=112.60円台まで円安方向に振れているうえ、中国・上海総合指数がやはり売り一巡後にプラス圏へ浮上してきており、後場の日経平均もこうした動きを支援材料として堅調に推移しそうだ。
日経平均の日足チャートでは21400円付近に5日移動平均線が位置しており、ここまでの調整局面では上値抵抗として機能してきた。
この水準を上抜けてくれば短期的に買い戻しの動きを誘う可能性もあるだろう。
ただ、外需関連株の決算は強弱入り混じっており、米中の貿易摩擦などの不透明要因も依然残る。
本格的なリバウンドに転じるかは慎重に見極めたいところだ。
(小林大純)
日経平均;21316.33;+166.53TOPIX;1602.29;+12.73
[後場の投資戦略]
前場の日経平均は朝方の安値から300円以上上昇する場面があった。
21000円水準での底堅さが意識されたほか、業績下方修正のファナック (T:6954)が悪材料出尽くし感から買い戻し優勢となったことも投資家心理や需給面でプラスだったと言えるだろう。
また、市場では月末を控えた国内機関投資家によるリバランス(資産再配分)の買い観測も聞かれた。
外部環境に目を向けると、為替相場が1ドル=112.60円台まで円安方向に振れているうえ、中国・上海総合指数がやはり売り一巡後にプラス圏へ浮上してきており、後場の日経平均もこうした動きを支援材料として堅調に推移しそうだ。
日経平均の日足チャートでは21400円付近に5日移動平均線が位置しており、ここまでの調整局面では上値抵抗として機能してきた。
この水準を上抜けてくれば短期的に買い戻しの動きを誘う可能性もあるだろう。
ただ、外需関連株の決算は強弱入り混じっており、米中の貿易摩擦などの不透明要因も依然残る。
本格的なリバウンドに転じるかは慎重に見極めたいところだ。
(小林大純)