ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

今週のマーケット展望「もみ合いながら徐々に戻りを辿る展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

発行済 2018-11-12 10:23
更新済 2018-11-12 10:40
今週のマーケット展望「もみ合いながら徐々に戻りを辿る展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。
今週は、米国中間選挙を通過したことであく抜けが期待される一方、中国経済の減速や米金利上昇の影響に対する懸念が再び意識されつつあります。
今週のマーケットはどうなるのでしょうか?さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、11月12日に配信されました。
その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、今週の動きについて『米国の中間選挙、国内では4-9月期決算発表という大きなイベントを通過し、引き続きもみ合いながら徐々に戻りを辿る展開とみる』としています。
ドル円については『10月初めの114円台に一時戻り、ダウ平均も一時下げ幅の76.4%戻しを達成した。
先週金曜日は5日ぶり反落となったが、その前に大台で言えば史上最高値圏の2万6000ドル台を回復しており、ここまで戻れば10月の急落からはほぼ立ち直ったとみていいだろう』と分析しています。


続けて、日本株については『戻りの鈍さが際立つ』として、『まずは半値戻しの2万2710円を、次にはフィボナッチの61.8%戻しの2万3000円台回復をできるだけ早期に達成することが肝要だ』と指摘しています。


また、良いニュースとして、日経新聞が『土曜日の朝刊1面で、「上場企業の2019年3月期は最終的なもうけを示す純利益が前期比で1%増程度の横ばい圏にとどまる見通し」と報じた』ことを取り上げており、『多くの投資家が参考にしている日経新聞・市況欄に掲載されているPERから今期の純利益を逆算すると未だに前期比減益の見通しとなっている』と伝えています。


これについて、『つまり、市場参加者の多くは、初めから「今期減益」の想定でバリュエーションをはじいていたのであるから、それが「1%増程度の横ばい」なら予想EPSは切り上がる。
実際、4-9月期の決算発表が始まる前は1700円程度だった今期の予想EPSは1700円台後半にまで上昇した。
この先、日経予想が「1%増程度の横ばい」に修正されるなら、予想EPSは1800円台前半になる。
PER14倍でも2万5000円台半ばは超える計算になる』と分析しています。


今週の注目材料については『14日の中国の経済指標。
11時に小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資などが発表される』と伝えており、『「中国景気の減速」と手垢のついたニュースで再度上海株が売られることはないと思うが、最近の相場は幼稚になっているので下押しに警戒しよう』と示唆しています。


また、15日に発表されるエヌビディアとアプライド・マテリアルズの決算についても、『このところの米ハイテク株決算に対する反応が繰り返されるリスクがある。
すなわち、いい数字を発表しても、「期待に届かなかった」「先行きに対して慎重」などとネガティブな材料をこじつけて売られるという展開だ』と指摘し、『そうなる恐れがあるので、半導体関連株の値動きには要注意。
押したところは拾うチャンスだと思う』との見解を述べています。


最後に、今週の予想レンジについて『2万2000円~2万2700円とする』とまとめています。


飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。


フィスコリサーチアナリスト 飯村真由


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます