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為替:メイ英首相のブレグジット協定案否決をうけて英ポンドは横ばい

発行済 2019-01-16 13:49
為替:メイ英首相のブレグジット協定案否決をうけて英ポンドは横ばい
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テリーザ・メイ英首相のブレグジット協定案が大差で否決されたことをうけて、英ポンドはアジア時間水曜日に横ばいであった。

ポンド/米ドルは日本時間13時44分に0.01%安の1.2857となった。英国下院の投票前には1.27近くまで下落したが、大差否決をうけて買戻しが強まった。複数のメディアによると、この投票結果により、英国の3月29日脱退が先延ばしとなるか、ブレグジットが中止に終わる可能性のある二回目の国民投票が行われると信じる投資家もいる。

火曜日に、英国下院はメイ英首相のブレグジット協定を賛成202票、反対432票で否決した。大敗をうけて、内閣不信任決議が明日行われる。

「メイ首相が大差で敗北したことは驚きであったが、それ自体は市場が長い間織り込んできたことだったし、それは投票のあとポンドの買戻しが強まったことに表れている」と大和証券シニア為替ストラテジストの石月幸雄はロイター通信で述べた。

「3月であるブレグジットの期限が延期されることを現在市場は織り込んでいる。長期的に見れば、それは2つのシナリオに集約される。合意無き離脱、もしくはブレグジット自体なくなる、という2つのシナリオである」と同氏はつけ加えた。

一方、 米ドル / 人民元は0.2%高の1ドル=6.7689元となった。中国人民銀行はリバースレポで短期金融市場に5,600億元を供給した。これは1日の供給額としては過去最大である。

供給は銀行システムの「適度に潤沢な」流動性を維持するためのものである、と同行は公式サイトで述べた。

「銀行システム全体の流動性が急速に低下している」と説明した。

この動きは、中国政府が短期的な景気刺激策を導入すると表明した翌日のことである。

李克強(りこっきょう)国務院総理は、2019年の経済目標達成するために政府は国を支えていくと述べた。国家発展改革委員会は、第1四半期に「良いスタート」を切れることを目指す、と説明した。

中国人民銀行は前日の基準値である6.7542から、本日は6.7615に設定している。

米ドルインデックスは0.1%減の95.583であった。

ドル/円は0.2%安の108.47、豪ドル/米ドルはほぼ横ばいで0.7196であった。

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