米ドルは17日小幅安となっているが、米住宅指標と週次失業保険申請件数の好調ぶりを受けなお高止まりとなっている。
日本時間17日午後3時18分時点で、ドルインデックスは0.02%下落し97.81。
失業保険申請件数が21万2000件まで減少したことから、米中貿易摩擦があってもなお米国経済が堅調であることが示された。これを受け、17日早くにドルは上昇していた。
4月米住宅着工件数も予想を上回り増加した。許可件数も先月から5.7%増の123万5000件となった。
一方、中国は3月に米国債を204億ドルを売り越し、保有額1兆1205億ドルと2年ぶりの低水準となったという報道もなされている。
ポンドドルは0.03%下落し1.27884。
ポンドドルはメイ英首相がブレグジット合意の可否に関わらず、6月上旬に辞任時期を表明することに合意したことを背景に下げ圧力を受けた。
メイ首相は以前、ブレグジット関連法案が可決された場合に辞任すると述べていた。
ドル円は0.23%下落し109.59。
米中貿易協議で元安が続いていることを受け、ドル元は0.37%上昇し6.9089を付けている。