ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米国内での感染状況を見極め

発行済 2020-04-13 17:25
更新済 2020-04-13 17:41
© Reuters.  欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米国内での感染状況を見極め

13日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。

米連邦準備制度理事会(FRB)による措置で、ドル売りに振れやすい見通し。

ただ、米国内での新型コロナウイルスの感染状況に警戒は根強く、安全通貨のドルは売りづらいだろう。

FRBは前週、新型ウイルスによる経済への影響を抑止するため、最大2.3兆ドルにのぼる緊急資金供給プログラムの導入を決定。

これまでの措置と合わせドルひっ迫懸念は緩和され、過度なドル買い需要は後退している。

メスター・クリーブランド連銀総裁は10日に開催されたウェブ討論会で、FRBの緊急行動に関し状況次第で追加措置の可能性に言及。

そうした背景から、本日アジア市場でドル売り地合いが続いた。

ドル・円については、日経平均株価が大幅安に振れたことによる円買いもあり、108円を割り込んだ。

この後の欧米の主要市場はイースター・マンデーに伴う休場で、取引は低調になりそうだ。

3連休明けの米国市場では、ウイルスの被害状況が注視されよう。

12日現在で、米国の感染による死者は、世界最多となる2万2000人に達した。

一部にピークアウトを示す統計もあるが、根強い警戒感から安全通貨のドルは主要通貨に対して売りづらい見通し。

一方、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの主要産油国が参加する「OPECプラス」が減産協議で最終合意に達したことで円買いも一服。

ドル・円は下落局面でも下値は堅いとみる。

【今日の欧米市場の予定】・イースターマンデーで休場:NZ、豪、香港、独、仏、スイス、英、カナダなど

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます