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マザーズ先物見通し:続伸、大手企業の電子化推進で在宅ワーク関連が下支え

発行済 2020-08-11 08:20
更新済 2020-08-11 08:41
© Reuters.  マザーズ先物見通し:続伸、大手企業の電子化推進で在宅ワーク関連が下支え
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本日のマザーズ先物は続伸が予想される。

10日の米国市場は中国の良好な経済指標や米国の雇用関連指標が予想を上回ったため世界経済の回復期待が強まった。

また、トランプ大統領が追加財政措置で大統領令に署名したことも好感された。

中国政府が報復制裁を発表したが、トランプ政権の閣僚を除外した為、米中対立深刻化懸念も緩和した。

景気循環株の上昇がけん引し引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。

但しトランプ大統領による中国のアプリTikTokやWeChatを禁止する大統領令の影響でハイテク株は引き続き軟調。

ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落となった。

本日のマザーズ先物は堅調な海外市場や小幅に上昇した8日のナイトセッションの流れを引き継ぎ続伸が予想される。

国内では、地方の新型コロナ感染者数が増加していることから、巣籠り銘柄関連への思惑が高まり、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、BASEがマザーズ先物を下支えすることが期待される。

また、「損保ジャパンがオンラインで契約を結べるよう、ビデオ会議や電話での商品説明をし、押印や署名は求めない方針」と、8日に日本経済新聞が報じている。

このことから、電子化、在宅ワーク関連銘柄の時価総額上位の弁護士ドットコム (T:6027)やフリー (T:4478)などが注目されることも期待されよう。

上値のメドは1031.0ptの下値のメドは988.0ptとする。

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