7日の米国市場では、NYダウが530.70ドル高の28303.46、ナスダック総合指数が210.00pt高の11364.60と急伸し、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円高の23495と堅調だった。
8日早朝の為替は1ドル=105円90-00銭(昨日大引け時は105.74円付近)。
本日の東京市場では、米国株急伸と1ドル=106円前後の円安を強材料にソフトバンクG (T:9984)、任天堂 (T:7974)、トヨタ (T:7203)といった米国株と連動性の高い銘柄を中心に買いが先行し、米10年債利回りの上昇で三菱UFJ (T:8306)、東京海上 (T:8766)といった大手金融株も運用利回り改善期待で強含みの展開となろう。
米航空株高を追い風にJAL (T:9201)、ANAもしっかりの展開が期待できよう。
新興株では昨日年初来高値を取ったCYBERDYNE (T:7779)のほか、BASE (T:4477)、メルカリ (T:4385)といった主力銘柄の活況が続こう。
反面、政府による料金引き下げ論議の具体化からNTT (T:9432)、KDDI (T:9433)、ソフトバンク (T:9434)には引き続き売り圧力が強そうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたスシローGHD (T:3563)、ヒロセ電機 (T:6806)、アシックス (T:7936)、イオンモール (T:8905)、郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、川崎汽船 (T:9107)などに注目。