[東京 11日 ロイター] -
ドル/円 JPY= ユーロ/ドル EUR= ユーロ/円 EURJPY=
正午現在 106.74/76 1.2911/15 137.82/86
午前9時現在 106.83/85 1.2915/19 137.98/02
NY午後5時 106.86/88 1.2916/18 137.99/03
正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高
の106円後半。株価や金利が堅調に推移する中、ドルも底堅さが意識される。一方、ポ
ジション調整の売りに頭を抑えられ、足踏み状態となった。
ドルは、朝方から短期筋を中心に利食い売りが出て伸び悩み、106円後半を軸にも
み合う展開となった。
ただ、底堅さも意識されている。豪8月雇用統計の発表を受けて豪ドルが買われると
ドル/円は弱含んだものの106円半ばで切り返しており、「米金利の持続的な上昇を見
ても、まだドル高の流れが止まる様子はない」(邦銀)との見方が聞かれた。
短期筋の利食いの動きは「積み上げたロングポジションを調整する動きが強まってい
るが、まだ(ドルが)反転して下落する様子ではない」(金融機関)との指摘があった。
<雇用統計を受けて豪ドルが上昇>
正午の豪ドル/米ドルは0.91米ドル台後半だった。8月雇用統計の発表を受け、
一時0.9217米ドルに上昇した。
オーストラリア連邦統計局の発表によると、就業者数は季節調整済みで前月比12万
1000人増加、失業率は6.1%となった。ロイターがまとめた市場予想は、就業者数
が1万2000人増加、失業率は6.3%だった。就業者数増加の大部分はパートタイム
就業者だったもよう。
プレビデンティア・ストラテジーの山本雅文マーケットストラテジストは「前回の失
業率が6.4%と大きかった。それが異常値だったことが確認された」と分析している。
これにより、一部で出ていた利下げ期待が後退する可能性があり、「豪ドルは国内要因で
は下げにくくなった」と同氏はみている。ただ、足元では米ドル高基調にあることから、
「豪ドル安トレンドは続くのではないか」と指摘している
一方、 中国国家統計局が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI) CNCPI=EC
I は前年比2.0%上昇となり、市場予想の2.2%上昇を下回った。8月の生産者物価
指数(PPI) CNPPI=ECI は前年比1.2%低下となり、市場予想の1.1%低下を下
回った。
財務省と内閣府が発表した7―9月期法人企業景気予測調査への市場の反応は乏しか
った。企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、大企業全産業でプラス11.1と
なり、2期ぶりに改善した。
前日発表の7月機械受注への市場の反応が限定的だったこともあり、「目下のドルの
中心テーマは、米早期利上げに向けた米連邦準備理事会(FRB)の動き。国内の経済指
標に反応しにくくなっているようだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。
(( 全スポットレート(ロイターデータ) FX=
アジアスポットレート(同) AFX=
欧州スポットレート(同) EFX=
クロス円レート(同) JPYX=
クロス円の時系列レート(同) JPNU JPNX JPOA JPOD
通貨オプション FXVOL
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値) D4FX=
スポットレート(RTFX) FX=RTFX
スポットレート(日銀公表) TKYFX
為替関連ニュース ))
ドル/円 JPY= ユーロ/ドル EUR= ユーロ/円 EURJPY=
正午現在 106.74/76 1.2911/15 137.82/86
午前9時現在 106.83/85 1.2915/19 137.98/02
NY午後5時 106.86/88 1.2916/18 137.99/03
正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高
の106円後半。株価や金利が堅調に推移する中、ドルも底堅さが意識される。一方、ポ
ジション調整の売りに頭を抑えられ、足踏み状態となった。
ドルは、朝方から短期筋を中心に利食い売りが出て伸び悩み、106円後半を軸にも
み合う展開となった。
ただ、底堅さも意識されている。豪8月雇用統計の発表を受けて豪ドルが買われると
ドル/円は弱含んだものの106円半ばで切り返しており、「米金利の持続的な上昇を見
ても、まだドル高の流れが止まる様子はない」(邦銀)との見方が聞かれた。
短期筋の利食いの動きは「積み上げたロングポジションを調整する動きが強まってい
るが、まだ(ドルが)反転して下落する様子ではない」(金融機関)との指摘があった。
<雇用統計を受けて豪ドルが上昇>
正午の豪ドル/米ドルは0.91米ドル台後半だった。8月雇用統計の発表を受け、
一時0.9217米ドルに上昇した。
オーストラリア連邦統計局の発表によると、就業者数は季節調整済みで前月比12万
1000人増加、失業率は6.1%となった。ロイターがまとめた市場予想は、就業者数
が1万2000人増加、失業率は6.3%だった。就業者数増加の大部分はパートタイム
就業者だったもよう。
プレビデンティア・ストラテジーの山本雅文マーケットストラテジストは「前回の失
業率が6.4%と大きかった。それが異常値だったことが確認された」と分析している。
これにより、一部で出ていた利下げ期待が後退する可能性があり、「豪ドルは国内要因で
は下げにくくなった」と同氏はみている。ただ、足元では米ドル高基調にあることから、
「豪ドル安トレンドは続くのではないか」と指摘している
一方、 中国国家統計局が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI) CNCPI=EC
I は前年比2.0%上昇となり、市場予想の2.2%上昇を下回った。8月の生産者物価
指数(PPI) CNPPI=ECI は前年比1.2%低下となり、市場予想の1.1%低下を下
回った。
財務省と内閣府が発表した7―9月期法人企業景気予測調査への市場の反応は乏しか
った。企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、大企業全産業でプラス11.1と
なり、2期ぶりに改善した。
前日発表の7月機械受注への市場の反応が限定的だったこともあり、「目下のドルの
中心テーマは、米早期利上げに向けた米連邦準備理事会(FRB)の動き。国内の経済指
標に反応しにくくなっているようだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。
(( 全スポットレート(ロイターデータ) FX=
アジアスポットレート(同) AFX=
欧州スポットレート(同) EFX=
クロス円レート(同) JPYX=
クロス円の時系列レート(同) JPNU JPNX JPOA JPOD
通貨オプション FXVOL
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値) D4FX=
スポットレート(RTFX) FX=RTFX
スポットレート(日銀公表) TKYFX
為替関連ニュース ))