[7日 ロイター] - 女子テニスでベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカ(33)は7日、ビザ(査証)の申請が却下されたことを受け、カナダのトロントで来週開催されるナショナルバンク・オープンの出場を辞退すると発表した。
世界ランキング20位のアザレンカは、6月のウィンブルドン選手権もロシアとベラルーシ選手に科された出場禁止処分により欠場している。
女子テニス協会(WTA)などの統括団体はロシアのウクライナ侵攻を受け、両国の国家としての国際大会出場は禁じているものの、選手個人に対しては中立の立場でツアー出場を認めている。
アザレンカはツイッターに「大好きな大会の一つを欠場するのは非常に悲しい。素晴らしいファンがいて、長年にわたって多くの友人ができたカナダでプレーしたい」と投稿し、欠場を残念がった。
8月後半に米シンシナティで予定されるウエスタン・アンド・サザン・オープンには出場する見込み。