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日経平均は480円安でスタート、日本郵船やトヨタなどが下落

発行済 2022-08-29 09:23
更新済 2022-08-29 09:30
© Reuters.
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28161.06;-480.32TOPIX;1947.54;-32.05


[寄り付き概況]

 29日の日経平均は前週末比480.32円安の28161.06円と3日ぶりの大幅反落でスタート。
26日の米国市場でダウ平均は1008.38ドル安の32283.40ドル、ナスダックは497.55ポイント安の12141.71で取引を終了。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長によるジャクソンホール会合での講演を控え、横ばいで寄り付いた。
その後、議長の発言が想定以上にタカ派的となったため、金利高への警戒感から投資家心理が悪化。
売りが加速して大きく下落した。
同時に景気後退懸念の強まりを背景とした売りも再燃し、引けにかけ下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円安の28220円。
米株安の流れを受けて、本日の日経平均は売りが先行。
寄り付きで25日線を一気に割り込むと、その後さらに下げ幅を700円台に拡げる展開となっている。
市場では、売り一巡後の底堅さを見極めたいとのムードが強いようだ。


 東証プライム市場の売買代金上位では、日本郵船 (TYO:9101)、トヨタ (TYO:7203)、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクグループ (TYO:9984)、東宝 (TYO:9602)、川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)、信越化 (TYO:4063)、ファーストリテ (TYO:9983)、ソニーグループ (TYO:6758)、東京電力HD (TYO:9501)、キーエンス (TYO:6861)、東エレク (TYO:8035)など主力処は全般下落。
業種別では、機械、精密機器、電気機器などが下落率上位で推移。


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