上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
大引け 3147.744 32.388高 2860.5億元（上海Ａ株）
高値 3186.720
安値 3102.774
前場終値 3134.908 19.552高 1409.7億元（上海Ａ株）
寄り付き 3108.511 6.845安
前営業日終値 3115.356 19.644安 2481.4億元（上海Ａ株）
ハンセン指数<.HSI>
大引け 24700.30 199.69高 1227.9億香港ドル
高値 24887.58
安値 24505.15
前場終値 24767.53 266.92高 620.2億香港ドル
寄り付き 24598.81 98.20高
前営業日終値 24500.61 209.99安 1092.8億香港ドル
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［香港／上海 １１日 ロイター］ １１日の上海・香港株式市場はともに３日ぶりに
反発して引けた。中国市場への資金流入が続くとの見方から、資源関連株や金融株中心に
値を上げた。
上海総合指数<.SSEC>の終値は３２．３８８ポイント（１．０４％）高の
３１４７．７４４。
ハンセン指数<.HSI>終値は１９９．６９ポイント（０．８２％）高の
２万４７００．３０。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）<.HSCE>は１９８．７１ポイント（１．４３％）
高の１万４０８８．０３。
香港市場では商いも膨らみ、出来高は約１２５０億香港ドルと、今年平均の倍近い水準
に達した。
中国の１０月のインフレ率が２５カ月ぶり高水準に達したほか、銀行の新規融資も急増
したことでさらなる金融引き締め観測が高まったが、力強い景気拡大を背景に香港や中国
市場への資金流入が続くとの見方が、引き締め懸念をしのぐ形となった。
韓国市場が終盤に欧州の銀行勢による売りを浴びて急落し、総合株価指数<.KS11>が
２．７％安で取引を終えたものの、香港や中国市場は反応しなかった。
むしろ、１０月の中国の原油精製量が過去最高に達したことを受け、原油価格が１バレ
ル８８ドルを上回ったことが、エネルギー関連株を押し上げた。
香港市場では中国海洋石油（ＣＮＯＯＣ）<0883.HK>が３．４％上昇。中国石油天然ガ
ス（ペトロチャイナ）<0857.HK>も３．４％高となった。
金融引き締めが保険会社の投資収益や銀行の利ザヤを押し上げるとの期待から金融株も
上昇。
中国工商銀行<1398.HK>は２．８％高、平安保険<2318.HK>は４．７％上昇した。中国工
商銀行は、株主割当増資の規模を計画から縮小する方針を示したことも支援材料となった。