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注目銘柄ダイジェスト(前場):WSCOPE、関ペイント、スポーツフィールなど

発行済 2022-10-21 12:01
更新済 2022-10-21 12:15
© Reuters.
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クレセゾン (TYO:8253):1586円(-37円)
続落。
シティインデックスイレブンスの保有比率低下を受け、足元で株価は大きく下落したが、本日は野村證券が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、一段の売り材料につながっている。
野村證券では、業績予想を引き上げて目標株価は1700円から1800円に引き上げているものの、年内の株価上昇に伴う割安感の後退を指摘している。
ペイメント事業におけるサービス競争の激化懸念、不動産収益の不透明性なども指摘。



レオパレス21 (TYO:8848):298円(+24円)
大幅反発。
前日は、経営陣主導のもと入居率の「数字工作」が行われていたとの一部メディア報道を受けて、後場に入って急落する展開となっていた。
ただ、会社側では、「入居率嵩増しの手口として審査不合格者の入居、家賃滞納者の居座りを容認」などの事実はないとするなど、報道記事は事実無根の内容であるとの否定コメントを発表、法的措置も視野に入れるとしており、本日は一転して急反発の展開に。



WSCOPE (TYO:6619):1778円(+167円)
大幅続伸。
仏アルテオとフランスで世界最大級のセパレータ工場を建設する投資計画を発表しているもよう。
9月14日には、フランス産業財産庁、アルテオとの3者による欧州でのEV用バッテリーのサプライチェーン構築の正式要請を受けたと発表、10月に協議を行って検討作業を進めると発表していた。
業績インパクトをあらためて期待する動きが優勢になっているようだ。
韓国子会社の株価も急伸している。



ディスコ (TYO:6146):33000円(+2000円)
大幅反発。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は333億円で前年同期比35.8%増、市場コンセンサスは20億円程度上振れたが、先に示した個別売上速報からは想定線。
一方、出荷額は会社計画を下回ったが、こちらも個別の状況からは織り込み済みとみられる。
個別売上動向発表後は、出荷額の下振れを懸念視する動きが優勢だったが、10-12月期の出荷額は堅調な見通しを示しており、本日の買い材料につながっているようだ。



関ペイント (TYO:4613):1956円(-157円)
大幅続落。
8月5日以来の2000円割れに。
前日にはインド塗料最大手のアジアンペインツが7-9月期の決算を発表しているもよう。
販売量の増加率は4-6月期と比べて大きく減速しており、前日の株価は2.2%の下落となっている。
塗料大手の一角で、インド事業がけん引役となっている同社に関しても、事業環境の悪化が意識される展開になっているようだ。



スポーツフィール (TYO:7080):2250円(+400円)
ストップ高。
22年12月期の営業損益予想を従来の4.00億円の黒字から5.78億円の黒字(前期実績0.32億円の赤字)に上方修正している。
企業の新卒採用ニーズの持ち直し傾向を背景に開催予定の24年3月卒向けイベント受注の進捗が好調なため。
23年3月卒学生への採用需要も強く成約率が想定を上回る見通しのほか、既卒者向け人財紹介でも雇用情勢の持ち直しの動きが見込まれるとしている。



コマースワン (TYO:4496):965円(+115円)
大幅高。
グループ会社のフューチャーショップ(大阪市)とソフトバンク (TYO:9434)子会社のSBペイメントサービス(東京都港区)が、クレジットカード決済の不正利用を検知する有料サービス「AI不正検知(アドバンストプラン)for futureshop」の提供を開始したと発表している。
フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォームを活用する。
店舗ごとの不正利用傾向に合わせた独自のルール設定ができるという。



KaizenPF (TYO:4170):490円(+24円)
大幅に反発。
HR・プロモーション事業のハイウェル(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。
当初の取得株数は700株(議決権所有割合70.0%)で、取得価額は概算5.30億円。
24年10月に完全子会社化する予定。
ハイウェルは人材不足に直面する企業向けにSES(System Engineer Service)事業などを展開している。
子会社化で大企業向けDXソリューションの提供ラインナップなどを拡大するほか、SES事業を開始する予定。

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