*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米引き締め期待継続も材料難で買いづらい
19日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。
米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続への期待感から、日米金利差で上昇基調を維持する見通し。
ただ、具体的な手がかりは乏しいため、ドル買いは限定的となりそうだ。
前日の取引で米10年債利回りや米2年債利回りの低下などを背景に、欧州やオセアニアの主要通貨に対してドル安が進行。
ユーロ・ドルは1.0980ドル台に浮上、ドル・円は133円80銭台に軟化した。
本日アジア市場は米長期金利の下げ渋りを受けドルの買戻しが先行し、ユーロ・ドルは上げ渋る展開に。
ドル・円は日米金利差を意識したドル買い・円売りで134円台に再浮上し、目先は135円を目指す展開とみられる。
この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、米金利にらみの展開となる。
FRB当局者から米インフレ鎮静化に前向きな見解が相次ぎ、5月開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)に向け0.25%の利上げを見込んだドル買いが入りやすい。
ただ、FRBは現時点で否定的だが、FEDウォッチでは年内利下げ開始の思惑が広がる。
ドル・円については目先も上昇基調を維持するとみられるものの、今晩は上値が重いだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・2月経常収支(1月:171億ユーロ)
・17:00 南ア・3月消費者物価指数(前年比予想:+6.9%、2月:+7.0%)
・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数改定値(前年比予想:+6.9%、速報値:+6.9%)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・06:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁インタビュー
米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続への期待感から、日米金利差で上昇基調を維持する見通し。
ただ、具体的な手がかりは乏しいため、ドル買いは限定的となりそうだ。
前日の取引で米10年債利回りや米2年債利回りの低下などを背景に、欧州やオセアニアの主要通貨に対してドル安が進行。
ユーロ・ドルは1.0980ドル台に浮上、ドル・円は133円80銭台に軟化した。
本日アジア市場は米長期金利の下げ渋りを受けドルの買戻しが先行し、ユーロ・ドルは上げ渋る展開に。
ドル・円は日米金利差を意識したドル買い・円売りで134円台に再浮上し、目先は135円を目指す展開とみられる。
この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、米金利にらみの展開となる。
FRB当局者から米インフレ鎮静化に前向きな見解が相次ぎ、5月開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)に向け0.25%の利上げを見込んだドル買いが入りやすい。
ただ、FRBは現時点で否定的だが、FEDウォッチでは年内利下げ開始の思惑が広がる。
ドル・円については目先も上昇基調を維持するとみられるものの、今晩は上値が重いだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・2月経常収支(1月:171億ユーロ)
・17:00 南ア・3月消費者物価指数(前年比予想:+6.9%、2月:+7.0%)
・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数改定値(前年比予想:+6.9%、速報値:+6.9%)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・06:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁インタビュー