⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりも景気後退に警戒

発行済 2023-05-10 17:25
更新済 2023-05-10 17:30
© Reuters.
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ高止まりも景気後退に警戒 10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
本日発表の米消費者物価指数(CPI)でインフレ高止まりが示されれば、引き締め長期化を期待したドル買いが先行。
ただ、景気減速が警戒され、ドルは買い一巡後に失速しそうだ。


前日の取引は米国の債務上限問題やインフレを見極める展開で、米長期金利の上昇に転じるとドル買いに振れた。
それを受けユーロ・ドルは1.0940ドル付近に軟化、ドル・円は135円30銭台に浮上。
本日アジア市場で5・10日に伴い、国内勢により余剰のドルを売る動きが強まり、ドル・円は135円付近に下げる場面も。
ただ全般的に動意は薄く135円前半で推移し、クロス円もおおむねそれに追随する値動きとなった。


この後の海外市場は米インフレが焦点。
今晩のCPIは前年比+5.0%、コア指数は+5.6%と前回とおおむね同水準が予想されている。
ただ、市場予想を上回るインフレ高進の場合、FRBの利上げ長期化の期待感から金利高・ドル高に振れやすい。
同時に目先の景気後退に警戒感が広がり、ドルは一段の上昇を抑制される可能性があろう。
また、債務上限問題も引き続きリスク要因として意識され、ドル売り・円買いは根強いとみる。


【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・4月消費者物価指数(前年比予想:+5.0%、3月:+5.0%)
・02:00 米財務省・10年債入札
・03:00 米・4月財政収支(予想:+2350億ドル、22年4月:+3082.15億ドル)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます