*08:13JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。
英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。
その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げ後に159円49銭(2023/8/22)まで上昇。
ユーロ圏のインフレ率は高止まりの状態が続いており、日欧の政策金利格差は長期間維持される可能性が高い。
ただし、景気悪化の懸念は消えていないため、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECB政策金利は長期間据え置きとなる可能性
・インフレ高止まりでユーロ圏経済の悪化懸念
・中国経済の先行き不安高まる
【ユーロ買い要因】
・米インフレ緩和傾向
・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性
・日欧金利差は一定の水準を維持する見込み
英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。
その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げ後に159円49銭(2023/8/22)まで上昇。
ユーロ圏のインフレ率は高止まりの状態が続いており、日欧の政策金利格差は長期間維持される可能性が高い。
ただし、景気悪化の懸念は消えていないため、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECB政策金利は長期間据え置きとなる可能性
・インフレ高止まりでユーロ圏経済の悪化懸念
・中国経済の先行き不安高まる
【ユーロ買い要因】
・米インフレ緩和傾向
・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性
・日欧金利差は一定の水準を維持する見込み