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注目銘柄ダイジェスト(前場):四電工、内田洋行、サンバイオなど

発行済 2023-09-01 12:11
更新済 2023-09-01 12:15
© Reuters.
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*12:11JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):四電工、内田洋行、サンバイオなど HCSHD (TYO:4200):1114円 カ -
ストップ高買い気配。
エル・ティー・エスがTOBを実施すると発表、同社の非公開化を目指すとしている。
同社ではTOBへの応募を推奨としている。
TOB価格は1800円で前日終値比86.7%のプレミアムとなっており、TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きが強まる状況に。
TOB期間は9月1日から10月16日までと予定されている。



内田洋行 (TYO:8057):6810円(+310円)
大幅反発。
前日に23年7月期の決算を発表、営業利益は84.4億円で前期比6.9%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の77億円をさらに上回る着地に。
年間配当金は従来計画の150円から190円に引き上げ、前期比50円の増配となる。
一方、24年7月期営業利益見通しは86億円で同1.9%増、配当計画は据え置きとしている。
業績伸長率は鈍化見通しとなっているが、前期実績の上振れをポジティブに評価の動きが先行。



神戸鋼 (TYO:5406):1897円(+67円)
大幅続伸。
EVなど電動車の部品に使う新たな鋼板を開発したと報じられている。
磁力の強さを表す指標「磁束密度」が従来の鋼板より約1割高く、消費電力量の削減につながるものとなるようだ。
EVなどの航続距離拡大につながるため、今後の需要拡大を期待する動きが先行しているもよう。
通常の鋼板に比べて加工もしやすく、複雑な部品にも採用しやすいようだ。
今後は品質面の課題などを確認したうえで量産に入っていく計画。



ラクーンHD (TYO:3031):761円(+5円)
反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.8億円で前年同期比11.4%減となっている。
グループGMV・URIHO保証残高などが拡大した一方、広告宣伝費・販売促進費が大幅に増加したようだ。
ただ、通期計画は8.5-10.5億円、前期比28.8%減-同12.0%減となっており、第1四半期の進捗は想定通りとも捉えられる。
本日は売り先行でスタートしたものの、その後はあく抜け感が優勢となる展開に。



四電工 (TYO:1939):2795円(+397円)
大幅続伸。
前日に株主還元方針の変更、それに伴う今期配当予想の修正を発表している。
連結配当性向はこれまで30%以上としてきたが、40%以上に変更する。
資本収益性向上に向けた取り組みの一環としている。
24年3月期年間配当金は従来計画の100円から120円に引き上げ、前期比30円の増配となる。
前日終値ベースでの配当利回りは5.0%の水準となり、利回り妙味が大きくなる形に。



メンタルヘルスT (TYO:9218):891円(+29円)
大幅に4日続伸。
子会社のAvenir(東京都港区)が商工中金と業務提携契約を締結したと発表している。
メンタルヘルスソリューションサービス「産業医クラウド」を通じて商工中金の取引先企業に対して労働者のメンタルヘルスケアの重要性を啓発し、企業の生産性向上や労働者の心身の健康に貢献することを目指す。
産業医クラウドは、企業での産業医業務に係る事務負担とコストを引き下げつつ、従業員の健康管理の質を高めるサービス。



サンバイオ (TYO:4592):615円(+51円)
大幅に3日ぶり反発。
国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売承認について、施策を講じた直近の製造で収量の改善が確認できたと発表している。
これまで申請時点と比較して収量が減少する点が課題とされていた。
今後、追加製造と並行して生産関連の審査に適時適切に対応し、今期中の承認取得を目指す。
SB623は、健康成人骨髄液由来の間葉系間質細胞を加工・培養して作製されたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞。



Ine (TYO:4933):3140円(+193円)
大幅に反発。
東証の承認を受け、19日からプライム市場へ上場区分を変更すると発表している。
上場記念配当として、23年12月期の期末配当予想を従来の無配から13.00円(前期末実績は無配)に増額修正した。
また、流通株式比率の基準適合(プライム市場は35%以上)を図るため、125万株の株式売出しを実施する。
プライム上場と記念配当が好感され、買いが集まっているようだ。

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