*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い基調継続も年初来高値を意識
5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的見解を受け、ドルは売りづらい。
ただ、強いドル買い材料が乏しいなか年初来高値が意識され、一段のドル買いは入りづらいだろう。
前日は米レーバーデーに伴うNY休場で薄商いのなか米長期金利が上昇し、ややドル買い基調に振れた。
ユーロ・ドルは1.08ドル付近から1.0780ドル台に失速し、ドル・円は146円30銭台から146円50銭台と小幅高の展開に。
本日アジア市場は米金利高が続き、ドル買いに振れやすい。
一方、中国の低調な財新サービス業PMIを受けた人民元安の影響でドル高に振れ、ドル・円は堅調地合いで146円70銭台に浮上した。
この後の海外市場は長期金利や株価などが手がかり。
足元のユーロ圏経済指標は弱い内容が目立ち、欧州中銀(ECB)の引き締め期待を背景としたユーロ買いが後退すればドルは下げづらい。
他方、FRBの追加利上げ観測は低下したが、インフレ抑止に向けた引き締め方針は変わらず11月以降の政策決定をにらみドル売りは縮小。
ただ、前週付けた年初来高値の147円30銭台が意識されており、一段のドル買いは抑制される。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI改定値(予想:48.3、速報値:48.3)
・17:30 英・8月サービス業PMI改定値(予想:48.7、速報値:48.7)
・18:00 ユーロ圏・7月生産者物価指数(前年比予想:-7.6%、6月:-3.4%)
・18:30 南ア・4-6月期GDP(前年比予想:+1.2%、1-3月期:+0.2%)
・23:00 米・7月製造業受注(前月比予想:-2.5%、6月:+2.3%)
・23:00 米・7月耐久財受注改定値(速報値:前月比-5.2%)
米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的見解を受け、ドルは売りづらい。
ただ、強いドル買い材料が乏しいなか年初来高値が意識され、一段のドル買いは入りづらいだろう。
前日は米レーバーデーに伴うNY休場で薄商いのなか米長期金利が上昇し、ややドル買い基調に振れた。
ユーロ・ドルは1.08ドル付近から1.0780ドル台に失速し、ドル・円は146円30銭台から146円50銭台と小幅高の展開に。
本日アジア市場は米金利高が続き、ドル買いに振れやすい。
一方、中国の低調な財新サービス業PMIを受けた人民元安の影響でドル高に振れ、ドル・円は堅調地合いで146円70銭台に浮上した。
この後の海外市場は長期金利や株価などが手がかり。
足元のユーロ圏経済指標は弱い内容が目立ち、欧州中銀(ECB)の引き締め期待を背景としたユーロ買いが後退すればドルは下げづらい。
他方、FRBの追加利上げ観測は低下したが、インフレ抑止に向けた引き締め方針は変わらず11月以降の政策決定をにらみドル売りは縮小。
ただ、前週付けた年初来高値の147円30銭台が意識されており、一段のドル買いは抑制される。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI改定値(予想:48.3、速報値:48.3)
・17:30 英・8月サービス業PMI改定値(予想:48.7、速報値:48.7)
・18:00 ユーロ圏・7月生産者物価指数(前年比予想:-7.6%、6月:-3.4%)
・18:30 南ア・4-6月期GDP(前年比予想:+1.2%、1-3月期:+0.2%)
・23:00 米・7月製造業受注(前月比予想:-2.5%、6月:+2.3%)
・23:00 米・7月耐久財受注改定値(速報値:前月比-5.2%)